わたしにゴスペルを歌うこと、教えることを許してくれた人。

今は亡き、亀渕友香先生。
 

ふと思い出した。

 

先生の暖かさは、歌だけではなく、

いや、歌うことは人生そのものだから、

暖かい人だからこそ、暖かい歌を歌っておられた。

わたしがAN MUSICで歌を習っていたころ。

 

当時ある大企業でOLをやっていた私。
座りっぱなし、今では信じられないほどの連日のサービス残業、
ストレスいっぱいで、ぎゅーっとなって、

椎間板ヘルニアになっちゃった。

5分すら立っていられない。

大好きな歌も腹式呼吸できない。

 

今なら簡単な手術。でも当時はそうでもなかった。

 

いろいろ調べて、○○病院にその道のスペシャルな先生がおられることがわかった。

でも問い合わせてみたら、「その先生には紹介状がないと診てもらえない」とのこと。

 

無理か・・・とあきらめそうになったとき。

 

たまたま亀渕先生のレッスンがあって、腰がつらそうな私に

先生が「どうしたの?」とたずねてくださった。

で、先生にこれこれこうで・・・とお話したら・・・

 

なんと!

「ちょっと待ってね」と

その場でおもむろに電話をかける先生。

 

「??」

「オッケー。わたしの歌の生徒さんで、○○病院でお医者さんをしている人がいるから、

診療科は違うけど、とりあえず、彼を受診しなさい。
そしたら彼があなたが診てもらいたい先生に、紹介状を書いてくれることになったから。

もう大丈夫。」

と!!!

 

泣ーーーー!!

 

歌の先生が、ここまでしてくれますか???

しかも、すぐ、その場で!!

 

本当に、神様、観音様に見えましたー!!ドキドキドキドキキラキラキラキラ

で、おかげで、今、わたしは、念願の先生に診ていただくことができ、

無事手術&1ヶ月半の入院ののち、

5分以上立てるように、はもとより、普通に生活できるように、

そして今の元氣なわたしがいて、

 

そして、こうして歌をまた歌わせてもらったり、

歌うことで、人に喜びを感じていただいたりしているのです!!

 

亀渕せんせいー!! 本当に有難うございます!!

 

そして、もうひとつ。

わたしにとっての「ゴスペル」の壁を壊してくれた先生。

 

「ゴスペルでは、神様、って歌ってるけど、

キリスト教じゃない人は、

「観音様ー」「御先祖サマー」って思って歌っていいのよ」って。

 

その言葉に、キリスト教徒じゃないわたしは、

どれだけ救われたことか。

 

言葉が大好きで、歌には氣持ちをこめて歌いたいと思っている私。

でも、キリスト教じゃないし、どうもこうも、GODって抵抗がある・・・。

と思っていた私。

 

でも、日本にゴスペルを広められたGOD Motherの亀渕先生が

「観音様でもいい」「御先祖様でもいい」

そうおっしゃっているなら、あのすてきなゴスペル、

わたしも歌ってもいいんじゃないの?

と。

 

そんなわけで、けっこう抵抗のあったゴスペルも、歌うようになり、

なんだか成り行きで、ヤマハのボーカル講師になったら、ゴスペルも教えることになり。

ゴスペルの生徒さんたちにも、同じように伝えてきましたよ。

「観音様でも、御先祖様でも、お父さん、お母さんでもいい」って。

 

そしたら、なんと心が軽くなったこと!!

 

日本にゴスペルを広められた

亀渕先生のふところは広かったよおおお!!ドキドキドキドキキラキラキラキラ

 

わたしにとって、とてもとても崇高な曲。

 

ゴスペルの歌で、一番好きな曲は

やっぱりAmazing Grace.

 

「わたしの魂は 

 盲目のように迷っていたけれど、

 今は真実が見えるよドキドキドキドキキラキラキラキラ」 って。

 

ほんとに、この歌は、もともとゴスペルだけど、

世界中の国境も人種も宗教も超えて、

いろんな言語に翻訳されて歌われている歌。

 

これからも大切な想いこめて歌っていきたい。

 

そして、This Little Light of mineも大好きな歌。

「わたしの小さな灯 輝かせるよ」って。

元氣が出るよ。

 

そして、2001年、21世紀があける前夜大晦日、

先生は当時まだ珍しかった「衛星放送で全世界に向けて歌う」チャンスに

わたしを誘って下さった。

先生が率いておられたゴスペルグループVOJAのサポートメンバーとして。

 

京都市役所前で、大晦日の夜、みんなで「ハレルヤ!」を歌って、

21世紀、新年を迎えて、みんなでハッピーニューイヤー!って叫んだら、

 

「ああ、これからは、頭で生きるのではなく、心の時代だ!」って

 

宇宙からのメッセージを受け取って、

ひとり嬉しくて嬉しくて、涙が止まらなかった。ドキドキドキドキキラキラキラキラ

 

そして、わたしはOLをやめた。

「心で生きていくこと」を決めたから。

 

そこから、嘘みたいにいろんな引き寄せがあって、

まるでわらしべ長者のようにミラクルが起こって、

好きなことだけをして生きるようになった。

 

そしていま、ここに、わたしがいる。

なんてしあわせなんだろう。

先生からいただいた、大切なもの、歌う楽しさ、

これからもたくさんの人たちに伝えていきたい。
 

そして、今、このタイミングで、

全世界に向けてAmazing Graceを歌わせていただくことが決まった。

 

5月5日のStarSeed 宇宙フェス。ドキドキドキドキキラキラキラキラ

長くなったので、続きは別のブログにて。