OoooOのmasanobuさんから教えてもらったインタビュー記事。

- 高城剛が考える「21世紀の正体」
http://www.honeyee.com/think/2008/tt_21st/index.html

沢尻関係で有名になる前に受けたインタビューであり、今よりもアメリカンテイストなファッション。
きっと巷でブイブイ言わせていたんだろうな。

肩書きから批判される事も多いが、高城さんの考え方が好きだ。

時代の流れに浸らずに、常に何かを先読みしようとする姿勢、共感を得られないような持論を、自分のライフスタイルの中に落とし込んで実践する度胸。

ビジネスに縛られない、「個」の時代が来る!と先駆けて提唱したのはこの人に違いないだろう。

- 記事の中より
国や政府、あるいは大企業やメディアが扱う事柄を、小さなスケールでいいから個人でやっていくことが大事だと考えてます。そうすることで、近代社会のサイクルを、自分の目で確かめられるのです。

21世紀の最大の娯楽は"哲学"になるでしょう。(中略)平和な時代に育って生まれてはじめて自分と真剣に向き合うのです。我々はどこから来て、どこに進むのか。人間とは一体なんなのか。ここにいる私とは一体誰なのか。こうしたことを自問自答せざるを得ない時が来ると感じます。そこでいう哲学とはスピリチュアルや癒しといった温いものでもなく、インテリの言葉遊びでもなく、もっと激しく土着的なものになると思うのです。言ってみれば、哲学と宗教とアートが一緒になったようなもの。それが21世紀の娯楽になると思うし、そういったものが増えてくると思います。

芸術的なライフスタイルとは「五感で感じる生活」という印象を受けるが、
高城氏の言う生活にはクリエイティブに生きようとする信念が通ってる感じがする。

内面的な芸術性は、感受速度に違いがあるとはいえ、どこで何をしていても磨き続けることが出来る。

「ビジネス本バブルの崩壊」

最近ビジネスマン向けの週刊誌や自己啓発本を読み漁っていたが、

書いてある文脈は根本的に一緒。

源流を辿って、1次情報そのものを知りたい。

そう思いながら衝動買いした一冊。

ビジネス用語の常識・非常識 (双葉新書)/水野 俊哉

¥860
Amazon.co.jp

「行動経済学」「自己啓発・成功哲学」「ビジネス実務用語」「脳科学・勉強法」「起業・投資」「ベストセラービジネス書用語」の項目に分かれ、キーワードごとに解説が書かれている。

ブックガイドとしても参考になるので、この本から今巷に溢れている主張の「源流」を辿ることも出来る。


ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書)/円堂 都司昭

¥767
Amazon.co.jp

「2000年~2010年の批評のためのガイドブック」がこの書籍の位置づけ。

情報量の増大に伴い、意思を持った「私」がこの世界とどう関係してゆけばよいのか考えるための一冊となっている。

現代思想家と呼ばれる人物達の考え、思考の組み方、実際に起きている事例への応用に関心が湧いた。

-「 データベース消費」の考え(東浩紀『動物化するポストモダン』)
二次創作を含め、設定された物語や世界観を想像させるキャラクターの消費行動が広がりを見せる時代 ex.オタク系文化
「環境分析」として、作品のストーリー内容だけでなく、作品とプレイヤー(=私)がどのような環境に置かれているのかを分析することが有効となる。

- 『ゼロ世代の想像力』宇野常寛
古い想像力:社会領域を除いた一人称・二人称の関係が世界に直結する物語 ex.エヴァンゲリオン
新しい想像力:乱立する価値観のなかから選択を行い、世界につながる物語「大きな物語」から「小さな物語」へ。

- 『アーキテクチャの生態系』濱野智史
濱野がいう生態系:ある環境において、膨大な数のエージェントやプレイヤーが行動し、相互に影響し合うことで、全体的な秩序がダイナミックに生み出されており、しかもそこから新たに多様な存在が次々と出現すること。 cf.「N次創作」という現象

- 宿命とセカイの外『ウェブ社会の思想』鈴木謙介
宿命:「ある可能性が開かれると同時に、別の可能性が選び得ないものになる」という現象に対して、「この選択肢で良かったんだ」という根拠付け。
(宿命決定論は自己の欲望からの物語でなく、データベースに基づいた端的な事実の中から自分が好むものを選ぶのが現代社会の主流)
「セカイ」の外に出る結論として、自己目的化している相手でなく、「過去」や「未来」の相手に自分を開示してゆくことを支持している。

- 『ウェブ炎上』萩上チキ
サイバーカスケード:特定トピックスへのアクセスや言及が滝のように集中し、意見がより多くの意見を呼ぶ集団行動
エコーチェンバー:自分に都合の良い情報が反響しあい、批判の声が届かない一種の閉域...

…終盤に向かうにつれて、引用される書籍自体を読まなければ、筆者の主張を正しく掴めないように感じた。
昨年入会した、椎名林檎ファンクラブ『林檎班』。

一年経ち、引き続き加入契約の更新完了。

$weB[LOG] _life voyage diary

肌感覚だが、「一年」が限りのある一つの区切りとして意識されていく気がしている。

去年の今。

来年の今。

そして、今。



- 昨日読んだ本。

1冊目:理系思考術

理系思考術 (ソフトバンク新書)/岡嶋 裕史

¥767
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合理性が沈滞すると精神主義が台頭するのは歴史の必然。

最善の決断への最短の道を論理的に考えるのが理想
- 考えの可視化は現代ビジネスに不可欠
- 全てを網羅して考えるのでなく、選択したうえでの淘汰と集中が効率化を生む。

2冊目:クラウド・コンピューティング仕事術

クラウド・コンピューティング仕事術 (朝日新書)/西田 宗千佳

¥777
Amazon.co.jp

仕事術に重要なのは、何を変革し、どこが大事なのかを意識すること!
- 大した内容は書かれていない。基礎的すぎる内容にtoo bad...


3冊目:三低主義 隈研吾+三浦展(くまけんご、みうらあつし)

三低主義/隈 研吾

¥1,575
Amazon.co.jp

三低主義:低リスク、低姿勢、低依存
(三高主義:高学歴、高収入、高身長)
建築においても三低建築が主流になりつつある。

都市機能の集中と分散
ル・コルビジェの巨大都市の構想と田園都市構想

都市開発は女性原理が強い。生活感の優雅さなども考慮した設定が求められる。P36
(時代のわずかな空気の変化を敏感に感じ取る皮膚感覚)

10、20年の先を見据えた目標達成型都市開発とコンサマリーな「今をたのしむ」都市開発 P39
日常のアナログな積み重ねがコンサマリーな空間を作り出す。
(自分で手間暇かけて、納得し、自分がいかに満足するかを考える)

建築が立つ場所性やその地域固有の素材へのこだわり
cf.アメリカ東海岸(正統派アメリカ)と西海岸(自由でカジュアル)の差異

住宅地開発にはどこでコミュニケーションが行われるかを汲んで実施され、そこからコミュニティの形成が始まる。
住宅地への関心→関与が計画され、デザインにあらかじめプログラムされる。 P74

社会問題を解決するのは建築単独では不可能。
マーケッター、デベロッパー、行政と連携しながら取り組むべき課題。

日本の伝統家屋の凄みはモノを人称化し、空間の物理的制約に合わせた機能を与えた点。
テーブルがあればご飯を食べ、布団を敷けば寝ることが出来る。

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