昨夜、記事を書かせていただいた「ニッポンジャーナル」さんの7月19日放送分ですが、コメント欄見ていて衝撃を受けたことがありました。

 

コメントを寄せた方の中に、この問題について、海外の方と話をした方がいて、その方によると、弥助問題について、そもそもフィクションと現実の区別がついていない層が一定数いると。

その人たちは、弥助が伝説の侍であると主張する証拠として、魔法を使った表現のあるファンタジーアニメ「Yasuke」を提示して来る、と書いてありました。

しかも「かなりの数の人が」と書かれていました。

なんでそんな、って思うけど、それが現実に起こってるんですよ。

だから、エンタメを軽く見たらいけないと言ってたんです。

 

そして、これは別ソースからの情報ですが、弥助について書かれたフィクションが、フランスには多数存在しているそうで、フランス語を公用語にしているアフリカ圏の国々でも読まれているらしい。

単にUBIがあるフランスの方たちに理解してもらうだけでなく、アフリカ諸国の方にもこれが史実ではないと理解してもらう必要があるんです。

特に黒人奴隷問題についてですが、その前にまず英雄弥助はファンタジーだというところから。

 

加えて、少し気になっているのが、2~3か月前にアメリカで話題になった、「進ぬ!電波少年」のなすび氏。

何十年も前の番組ですが、

「日本には人権というものがないのか」って炎上したらしいですね。

今になってなんでこれが取り上げられたのかも不思議ですけど、どうあれ日本のイメージが悪くなったのは確かだと思います。

 

オーバーツーリズム問題で、八坂神社で騒いだイギリス人男性を注意した女性が、人種差別だと非難された件も含めて、最近、なーんか日本人のイメージが前よりも差別主義者寄りになってないかが心配。

 

SNSで炎上すれば、評判が落ちるのなんか一瞬なんだけど、理解を得るのには年単位で時間が掛かるんだよね。

映画を作って広めようにも、弥助の記述が少なすぎて、真実を映画にするのは無理じゃん。

となると、やっぱりロックリー氏を題材にしたドキュメンタリー映画かな。

それと政府から国としての見解を出すのと、両方やる方がいいと思う。