母が脊椎圧迫骨折で入院し、晴れて退院してから7か月。
今では歩行器を使わなくても散歩に行けるようになりました。
そんな中で、母から
「もうそろそろ普通のパンツを使う様にしたい。今あるリハパンがなくなったら、そうしてもいい?
自分のパンツは自分で洗うから。」
という申し出がありました。
自分で洗ってくれるならいいか、
って思うでしょ![]()
でもね、違うんです。
今よりもっと動けていた頃、当然母は普通のパンツを使ってました。
その頃、私がどれだけ大変だったか。
頻繁に尿漏れするから、テープでパンツに止めるタイプの尿取りパッドを使ってましたが、母はもったいないと言って、濡れても汚れても交換しないんです。
それが便汚れでも、です。
戦中戦後を経験した高齢者のもったいない精神を軽く見ないで下さい。
不快感をなんとかしようとしたのか、そこにトイレットペーパーをはさんだりしていたみたい。
結果、何が起こったかと言うと、
①夜間横漏れ、リネンやマットレスが尿汚染
②座ったところが尿汚染
③便器の前側に便付着(気が付かずに座ると、私の下着に便が移りそうになる)
④洗濯物の中に便塊がついたトイレットペーパーが入っていることがあり、毎日洗濯物のチェックが必要
という問題が起きていました。
さあ、その後始末をしていたのは誰だったでしょうか。
そう、
全部私が後始末をするんです。
母親は、問題が起きているのに気が付けないんですから。
母にとって、この①~④の問題は見に覚えのないこと。
自分はちゃんとできてると思ってるんですから。
1年前にそういった状態だったのに、今、当時よりさらに認知症が進んだ母が、自分で後始末をできると思いますか![]()
気が付かない母に、私が一々問題を指摘して、後始末をやってもらう羽目になるんですよ。
そうなったとき、母にとって私は敵以外の何者でもなくなりませんか![]()
台所のゴミ箱に使用済みの尿取りパッドを捨てるのをやめてもらうのに、どれだけ苦労したと思います![]()
リハビリパンツを使う様になってから、不思議とこういう問題が全て起こらなくなっているんです。
今でさえストレスでプチ家出を頻繁に繰り返してるのに、こんな問題が上積みされたら、自分の精神の健康がどうなるか分かりません。
私としては、是が非でもリハビリパンツの使用は続けて欲しいんです。
母のプライドやもったいない気持ちより、崩壊寸前の自分の心を守ることを、私は選びたい。
だけど、この間、シレっとリハパンを買い足そうとしたら、すごい嫌がられて、結局購入できなかったんですよ。
なので、
私、今、一袋リハビリパンツを買い足して、母の部屋にあるリハパンの袋に、母がお風呂に行っている間に、こっそり1~2枚づつ、リハビリパンツを補充しています。
これでしばらくは、母の部屋にあるリハビリパンツはなくなりません。
シレっと1~2か月続けるつもり。
そういうのを1~2か月続けている間に、冬になって気温が下がれば、動きが悪くなって、さらに尿失禁は増えるでしょうし、認知症も進むと思います。
リハビリパンツを使うのが当たり前、という状態になってくれるんじゃないかと期待して、こっそり続けてみます。