マーガリンが体に悪い、っていう話は、もう20年以上前から言われてて、理由は人工的に固形にする際に、自然界に存在しないトランス脂肪酸というものができてしまって、それが心臓病のリスクを高めるから、みたいなことは言われてるんだけど、それよりはいいだろうということで使っているラードも、動物性の油脂なので、体にすごくいいというものでもないじゃないですか。

どっちがマシなんだ、っていうところですよね。

ネットで調べてもはっきりしたことは書いてない、というか、そのサイトの立場によって解釈が変わっていると思う。

 

そんな中でも、ラードがただ悪者ではないと思える数値もあったんですよ。

 

 

このサイトによれば、

100gのラードに含まれる脂肪の内、

飽和脂肪酸は39.29g

一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)43.56g

多価不飽和脂肪酸9.81g

と、

意外にも不飽和脂肪酸の方が多いんです。

 

推奨されている、不飽和脂肪酸:飽和脂肪酸の摂取割合は3:7で、そこには届かないながらも、4:6の割合なんです。

 

マーガリンもトランス脂肪酸を減らす様に、改良されて来ていて、食品に含まれるトランス脂肪酸の平均値は、以前より随分減っているのですが、商品によっては全然減ってない物もあるんですって。

 

いずれにしても、パン作りに使うのであれば、油が人工的に固められているマーガリンよりも、元々融点が高い可塑性油脂のラードを使う方が、膨らみやすいから、私はラードを使いますけど。

使い過ぎなければ問題になる様な油脂じゃないんじゃないかと思います。