今日は、引っ越し後初めて実家に帰って、後回しになっていた、薔薇の土替え作業をして来ました。

予報では曇りのち晴れだったのに、思ったよりも曇ってましたが、予定が詰まっているので、今日決行するしかありませんでした。

 

引っ越し前、11月末に、両親に取りに来てもらって、実家で面倒を見てもらっていた3株のバラと、久々に再会して、そこそこ元気にやっていて、新しい芽も動いているのを確認して、やっぱり嬉しかったですニコニコ

 

で、

そのうちの1本を庭に植えて、もっと大きく、たくさん花を付けてくれるように育てたいと思っていて、親にも許可をもらっていたんです。

その植える場所は、もう1本のバラが植わっている場所。

 

実家にあるバラは、家ができた時に植えたアンジェラと、私が大学進学のために、県外に出た時に、母親が買い求めて植えたアイスバーグの2本。

そのアイスバーグが、テッポウムシにやられまくって、完全に上が枯れてしまったんです。

何の因果か、私が地元に帰って来るよ、というタイミングで枯れました。

なので、それを思い切って処分して、そこにノヴァーリスを植えようと思ってたんです。

 

思い入れのあったアイスバーグですから、意を決してスコップを土に挿そうとしたときに、気が付いたんです。

株元から、1本だけ芽がクローバーびっくり!!

いや、よく見ると、他にもたくさん、地中から芽のようなものがニョキニョキ生えてるんです。

なんでこの時期にこんなに芽が出て来るんだろう、っていう不思議もあったんですが、とにかく、株が生きたがっていたんです。

ただ、地中からニョキニョキ出て来ているたくさんの芽は、クラウンよりも下から出ていて、全部ノイバラの台木から出ていると思われました。

唯一、株元から生えている1本だけが、クラウンよりも上だったので、アイスバーグが復活するとすれば、その1本に掛ける感じですね。

なので、ノイバラの芽は全部折りました。

放っておくと、ノイバラの方が強いので、栄養分を取られて、アイスバーグが復活できません。

上手く成長してくれればいいのですが・・・。

 

結局、ノヴァーリスは、別の場所に植えることになりました。

 

鉢から抜いてみると、まあ、見事に発育不良でしたね、今年は。

一番の生育期である5月6月が、塗り替え作業のために、建物に黒いネットを掛けられていて、ホントに日照不足だったんです。

その影響が、根っこの生育に如実に表れていて、あんまり根が伸びてなかったです。

逆に、よくこんなんで秋に花を咲かせてくれたなと。

いつもは1/3くらいハサミで切ってしまう根っこですが、今年はそんなに切る部分もなくて、明らかに死んでる根っこだけ切って終わった感じです。

 

私にとって、初めてベランダ以外でやる土替え作業でしたが、なんでこんなに楽なんだろう、って思うくらい、作業が楽でした。

力仕事だし、寒い時期だし、刺されば痛いし、汚れるし、ってところはいつもと同じなのに、全然楽ちん。

これには理由が3つあると思います。

1個には、水道がないベランダだったので、作業で水を使う時に、一々お風呂まで汲みに行って、戻って来ないといけなかったから、その度に腰に負担が掛かったのが、外水栓があるから、欲しい時に欲しいだけ水が使えたっていう事。

2個目には、前はベランダが狭かったので、作業スペースを確保するために、一々他の鉢を持ち上げて移動させないといけなかったから、その都度腰に負担が掛かったのが、その必要がなかったこと。

最後は、作業後の土の処分のために、今まではバケツに使用後の土を入れて、土のある所に捨てに行かないといけなかったのが、持って行かなくても、そのまま庭に入れてしまえばよかったことがあります。

 

ベランダでやっていた時は、毎回、志村けんさんがやっていたお婆さんの様な、前かがみの歩き方になるくらい、一気に老け込むほど、腰に負担が掛かっていたのに、こんなに楽して土替えってできるんだ、って感動しました。

 

ただ、その分、虫や病気への心配は増えてしまいますけど。

とくに、イチジクの植わっている実家の庭には、カミキリムシが来やすいです。

完全に防ぐことは難しいですが、できる限りのことはしておこうと思い、親指くらいの太さになった枝には、ネットを巻き付けておきました。

あとは、早期発見に努めることですね。

 

虫が嫌がりそうな匂いを出してくれることを期待して、ニームペレットも土中に入れておきました。

放線菌入りだから、白カビが生えるかもですけど。

庭全体に広がってくれるとありがたい。

バラが病気になりにくい環境ができるので。

 

思った以上に楽しく植え付け、土替え作業をして、実家から帰って来る道すがら、虹虹が出ているのを見かけて、こっちに帰って来たのは間違いじゃないよ、と言ってもらった気持ちになりました。