今日の関東圏内の暴風雨には,目を見張るものがありました

 

仕事中,ふとしたタイミングで窓の外を眺めると

木の枝という枝が風によって,折り曲がっているのが見え,

建て付けの悪い窓がガタガタと音を立ているのが聴こえました


報告書を仕上げるのに夢中になり,気にならなかった外的世界が

ふとしたタイミング

こうもゴカン全体で感じられるようになる,

言うなれば,【我に返る】と近い感覚なのかもしれません

 

その後は,悪天候の中,

わが社に来訪された方々の身の安全を確認することに,注力を注ぎました

幸運なことに,多くの方々がご家族の送迎で来訪されており

「大丈夫だったよー」「それにしてもすごいねー」

と,笑顔で言葉を交わすことができましたにっこり

 

午後になると天候は落ち着き,いつも通りの日常に戻っていました

わたしは予定通り,R6年度に採用された新人さん同席のもと

いつも通りの臨床を実施することになりました

 

面接終了後に,新人さんとざっくばらんに話す時間を設けたところ,

【今,気になること】として聞かれたのが,

やはり(?!)お給料のことでした真顔

 

心理職は,高学歴のWorkingPoorに陥りかねない言っても過言でないくらい,

前頭葉をフル回転しないと,低賃金and/or収入が安定しませんチーン


そのため,わが社の新人さんは,

【非常勤採用】が多い中での【常勤採用】となり,

安定に近づいたと,感じたようです


しかしながら,初給料の支給日が近づくにつれ

実際の【手取り】が非常に少ない金額であることに気づきました

ここからは,新人さんの【現状の捉え方】によってきます

 

期待した金額よりも低い給料でも,技術・知識獲得のための期間と割り切り,

少なくとも5年は働くか,

心理職はあくまでも【やりがい】と割り切り,投資で生活費を稼ぐか

はたまた…

 

これは,難しいですよね

俗に言うライフワークバランスです

一方で,それを追求できる世の中になりつつあります

 


新人さんには,

あくまでも,知識や技術の獲得期間と割り切り

わが社を踏み台にし次のステップに行くか,

生活費は,投資で稼ぐと公言し,

臨床というロマンの沼にハマるかの選択肢があることを伝えました

(正確には、もっと真っ当な選択肢を、さらにいくつか提示しました昇天)

 


わたしは今,外の暴風雨を眺めながら

組織と言う櫓(やぐら)を盾に身を守るか

櫓(やぐら)に頼らずに,暴風雨を直に味わうかは悩ましいと考えています

 

安全な場所からの高みの見物は,性に合わない

でも、自己犠牲的にリスクは背負いたくない

この思考を言ったり来たりしている今日この頃です

 


とは言え,目下,ゲッターズ飯田さまの占いを信じ,

今年は【流れに身を任せる】ことにしています