明け方、いつもとは異なる目覚まし音が鳴り
【あー、そうだ、今日は奈良に行くのだ】
【今,瞼を閉じたら,新幹線に乗り遅れる】
と、眠さと理性の間を揺れ動きながら
わたしは、朝を迎えました![]()
1月下旬、それは何の前置きもなく
わたしの頭の中で
恩師のお墓参りに行きたい!
という衝動が過りました
もはや、魂の叫びに近い衝動と言っても過言ではなく
次の瞬間には、恩師の奥さまに mailしていました
その後は、とんとん拍子で日程が決まり、
本日、無事に恩師の墓前に手をあわせることができました
【遠くから本当、ようこそいらっしいました】
と、恩師の声が聞こえてきそうです
さらに
【まあまあ、悩みは尽きないでしょうが、
今日は、わたしの故郷を思う存分楽しんでくださいな
知らず知らずのうちに、悩みは良い方向に向かいますよ】
と、言われたような気がしてきます
お墓参りの後は,奥さまに案内していただき
奈良観光を思いっきり楽しみました![]()
今日の奈良は,
桜や牡丹をはじめとするお花と、お寺のコントラストが絶妙で、
様々な奇跡の連続による絶景であることを痛感しました
わたしの無意識の世界もまた、様々な奇跡の連続であり
それらは、意識的に計画できるものでなく、
その時が来るのを待つしかない
大丈夫、いつでもわたしは
この奇跡に戻ってくることができる
今日,恩師が私に見せてくれた景色を
わたしは決して忘れない





