・・・・あ、ストーリーがショックだったんじゃないですよ。むしろ大変面白うございました。
何がショックかって、乾くるみが「男性」だったことにですよ。
文庫がなんだかかわいらしい装丁なもんで、勝手に女性と決めつけておりました。すみません。
でもねー、なんとなく抱いていた作者像がいきなりひっくり返ったら、そりゃショックも受けますよ!
と、ネタバレをいきなり見てしまわないように、関係ない話をしてみました。例によって、うっかりネタバレしてしまうかもしれないので、未読の方は読まないでね♡
過去に戻って人生やり直せるとしたら、自分は行くだろうか。
戻るったって10ヶ月前である。何していたか思い出せないが、ボクにとってこの10ヶ月には節目もなんにもなかったので、たぶん戻らないかもしれない。
で、それじゃ話になんないので、『リピート』は過去に戻っていった人たちの話だ。
どうしてだか知れないが、この作者の描く主人公は、途中からどんどん性格が歪んでいく。別人のように(まあ、時には別人だったりもするけど)嫌~な奴になってしまう。
だから最期あんな風になっても、因果応報だよなあ・・・と思ってしまう。前世の報いを過去に遡って受けて・・・見たいな訳わからん感じになっている。
時間旅行というSF的な興味と、連続怪死事件というミステリー要素と、そして少しだけ恋愛小説っぽい流れが上手く合わさっていて、またもや一気読みしてしまった。
リピート (文春文庫)/乾 くるみ
