この本を読みたいなああああとか思っている方は、この記事を読んではいけません。
たいして中身のない記事ですが、やっぱりダメです。
解説を聞いて読むと、たぶんまったく面白くも何ともない小説のはずです。だから読まないでね♡
甘酸っぱい恋愛模様にドキドキしつつ、文庫の裏表紙にある「ラスト2行で大どんでん返しが!!」に惹かれて一気読みしてしまった。
出会った頃の気持ちを忘れて変わっていく男に憤り、捨てられた女性がかわいそうだなあとか思ったり。それはそれはごくありふれた恋愛小説を楽しんでおりました。
で、問題のラスト2行ですが・・・・なるほど!とスッキリわかった訳ではなく、まるっきり「?」でした。なんかイヤな予感はしつつ、それでもよくわからん。
そして、一見すると意味不明な巻末の解説のような単語辞典のようなものを読むと・・・・ええええええええええええええええええええええええええええええええ、となりました。
こんな読後感は久々です。思い切り裏切られた爽やかさと、登場人物に密かに寄せた同情を返してくれ!と叫びたい衝動が入り交じっています。
表面上、進行する話もよくあること。そして、その裏の真実もまた、実はよくあることで。そのへんの平凡さ加減の絶妙さが、じわじわとした怖さにつながっていきます。
素直に、面白い!そして、人間の微妙すぎる心理って、わからんなあ。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)/乾 くるみ
