伊坂幸太郎の作品では、AとBの会話が謎解きになることが結構ある。Aは何でも知っていて、物語を俯瞰的に見つめる冷静な人。Bは断片だけを知らされていて、全体像がわかっていない人。
AがBにどんどん会話のヒントを与えて、Bは何がなんだかわからず話を聞く。で、そのやりとりが繰り返される間に物語は進み、「あ~そういうことだったの!」となる、と。
ただ今作の場合は、なんか全部わかってそうな人が2人くらいいたので、どっちがどっちやらちょっと見失う時がありました。
「アヒルと鴨のコインロッカー」でも似た展開があって、あちらはよりその展開に特化していたすばらしい作品だった分、その他の伊坂作品を読んでも、いつもなんか残尿感があるのです。
だいぶ脱線しましたが、それでもこの本は面白い!なんか映画っぽいです。と思ったら映画化されていたようです。リンクは張りません。なんか残念な雰囲気が漂っていたので。。。
