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衝撃的なタイトルですみません。

 

実母の話です。

 

他の方のブログを読ませていただいているのですが、大切なご両親を亡くされて、言葉では言い表せないほどの思いを感じていらっしゃる方もいらっしゃいます。

 

素晴らしいお父さん、お母さんだったんだろうなと思います。

 

残念ながら、そうではない親もいる。

 

そういう話です。

 

実母は実家を賃貸にしていて、数部屋ですが賃貸収入があります。

 

そこで雨漏りがしたらしい。

 

雨漏りをしたら直すのは家主の債務です。

 

この理屈が実母には通らない。

 

「売るなら直さないし、このまま賃貸にするなら直す。あなたたちが決めて」と言います。

 

そんな選択肢はあるはずがない。

 

売るのであれば直さなければ買い手はつかない。

 

直さなければ安い買値がつくだけです。

 

いずれにせよオーナーチェンジでの売買しかできないので、直すという選択しかないのです。

 

「直すとすると100万くらいかかるのよ」

 

あー。また借金をする話か。

 

実母は修繕のたびに修繕以上の金額(手元の小遣いを増やすため)を借りて、払わなくていい利息を払い続けています。

 

ここにきてまた借金はさせたくない。

 

仕方がないので、「退職金が◯◯円くらい入るけど、そのうち半分以上は息子の学費で使うから、その残りで立て替えてあげてもいいよ」

と言いました。

 

これは逆にいうと「息子の学費を払ったらこれしか残らないけれどそれでよければ貸すよ。退職金の残りは0円だよ」という話です。

 

ちなみに実母の預貯金はそれ以上の額があり、払えない額ではありません。。

 

それを使いたくないのは「手持ちが少なくなるから」ということだそうです。

 

それだけの理由で、娘の退職金を使うのか。

 

はい。しっかり使うそうです。

 

急に機嫌が良くなりました。

 

その上、「それって60歳の誕生日に振り込まれるの』と支給日まで聞いてきます。

 

呆れ返りました。

 

クサンティッペだったら息子の退職金をあてにすることになったら多分自分が嫌になると思います。

 

自分が情けなくて死にたくなるだろうな。

 

子供のお金は絶対にあてにはしない。自分のことは自分でする。

 

実母は子供への愛情などひとつもありません。

あ、父親は違いました。

クサンティッペに何かしてもらおうとは全く考えていない人でした。

 

親が子供にするのは当たり前、子供が親になにかしようとするのはお門違い。そんなこと考える必要はない。

そういう人でした。

 

仕事でゴルフに行くときにクサンティッペが作るおにぎりをとても嬉しそうにしてくれていたな。

思い出したら涙が出てきた。

 

これが本当の親の愛。

 

娘のなけなしの退職金をあてにする実母と息子の学費を身内の葬儀に浸かって返さない同居人。

 

よく似ています。人でなし。

 

クサンティッペの退職金は定年退職と共に0円となる予定。

 

これでいいのか?

 

(実は同居人にも実母にはないしょですが、退職金は他に確定拠出年金があります。ほんの少しですが。)


大根おろしの唐揚げ定食、美味しくいただきました。