近所の友人と

久しぶりにランチをしていた。

そこへ主人からラインが入る。

 

西城秀樹、亡くなったよ

 

込み上げてくるものがあった。

涙声になった自分に驚いてしまう。

 

「汗臭そうな奴だなぁ~」

亡き父が、全盛期の西城秀樹をテレビで見るたびに

放った言葉。

 

当時の私は断然、ひろみ推しだったので、

父の言葉に賛同こそしないけれど、

反論もしなかった。

 

エネルギッシュで絶唱する姿は、

小学生だった私には、灰汁が強すぎた。

 

大人になって、

ミュージカル通いを楽しんでいたころ、

鳳蘭、布施明、西城秀樹の舞台を観に行ったことがある。

(題名は忘れた)

 

テレビで観る通りの、

しなやかな動きで器用に舞台を務めていた。

 

そして、

二度の脳梗塞が彼を襲う。

 

最近は、

その闘病とリハビリとステージで頑張る姿が

テレビから流れていた。

 

遅い結婚で儲けた年子の三人の子供たち。

結婚二年目で闘病する過酷さ。

 

あの元気な西城秀樹が

全てをさらけ出す映像は、

正直、見ていて辛かった。

 

それでも、

彼の顔つきがあまりに真面目で、

あまりに正直で、

心を打つものがあった。

 

昭和の時代を駆け抜けたスター。

 

きょうは彼の全盛期の映像がたくさん

テレビから流れていた。

 

かつて、

その映像を

まだ若い両親も幼い妹も一緒に

見たことを突然思い出し、

更に鼻の奥がツーンとしてしまった。

 

また昭和が遠くへいってしまった。

 

 

心よりご冥福をお祈りします。