秋らしい秋を感じられずに10月が終わる。

心のざわざわが抑えられないような不思議な月だった。

捨て魔の私が、それこそトイレで自分のぶつを流すのでさえ、

寂しくなるような(さっさと流せよ)不思議な感覚だった。

 

撮りだめてあったドラマ「お母さん、あなたの娘やめていいですか?」を

一気に観る。

 

 

恋人同士のように仲のよい母娘。

何もかも娘のことは理解していると信じて疑わない母。

食べ物も服も恋人も母の好みのままの娘。

その関係が徐々に壊れていく・・・

 

よくある一卵性親子のストーリーであるが、

さすがに斎藤由貴の怪演には柳楽くんも霞む。笑

 

母というものは大抵こんなものなのかもしれない。

私も支配力の強い母の元でこの娘のようにあがいた日々があった。

ただこんなに真面目でもなく、頭もよくなく、ついでにルックスもよくなかった

母娘なので、そこまで深刻にはならずに済んだ。

 

このドラマで娘側の立場で観ていたのに、途中から母側の気持ちに

なっている自分に驚いた。

 

結局は自分という存在のアイデンテティが希薄なのがいけないのだ。

今でも母の喜ぶ顔をみると安堵してしまう自分は 一生母の呪縛から

開放されないのかと がっかりしてしまう。

 

 

このお二人が昨日挙式をした。

 

「皆さんにとって少しでも近い存在として、親しみのある隣人として生きていく」

とコメントをした。

 

親しみのある隣国も添えて欲しいと願う。

 

しかし、ソン・ジュンギの得意そうなこのお顔。

嬉しそうな表情はどんなひとでも見ていて嫌な気はしない。