四女、年末に心理相談に行ってから、久々の面談日。
私が乱してしまったあの日からは随分経っていて、家の中では普通に生活し、学校にも問題なく通っていたと思ってた。
話が終わった心理士さんから、四女の言葉を聞いて驚いた。
「うちの中でどうしていいか分からない。私は家にいても良いのだろうか?」
そんな事を相談したらしい。でも、理由を言わないと。。
あゝ、きっとあの日のことを消化できずに引きずっているんだ。と思って、心理士さんにありのままお話しした。
「なるほど。。そういうことでしたか。」
深く頷いた心理士さんと、しばらく相談したあと、間に入ってもらいながら本人にもう一度話をしたほうが良いということになった。
私から、
「あの日のこと、ママが乱れてしまったから、とても怖かったんだよね。ごめんね。」
と話した瞬間、四女がぷるぷる震えながら大粒の涙を流した。
「ママが、おかしくなっちゃった。自分のせいで、狂っちゃったと思ったから。」
心理士さんにも、1ヶ月経ってもその恐ろしい体験を言語化して話すことさえもできなかった。。。
翌日の朝、四女と向き合ってちゃんと話して謝って、表面的には落ち着いた姿に勝手にホッとしていた。
あーあー。
なんてことをしてしまったんだ。
でも、しようとしたわけではなくて、なってしまったこと。。
翌日話して、私の中では消化していたけれど、四女は全然違ったんだ。。情けない。
この1ヶ月あまり、何度もドアの向こうから聞こえてくる、母親の恐ろしい慟哭の声やら、四女を黙らせた恐ろしい母の形相をフラッシュバックさせながら、誰にも言えずに抱えていたんだ。
三女を亡くしても、そんな事も気付かない。
心理士さんは、
「今日、言葉にできて良かった。とても怖かったと。どうしたよいかわからないと。お母さんが心配なんだよね。」
と四女の気持ちを言語化してくれ、その丁寧な一言一言が出てくるたびに四女は小さな子の様に泣きじゃくった。
私も、頷きながら何度も謝って、3年前のこの季節のことを四女と共有した。四女も思い出しながら、三女が急に帰ってこなくなった事や、来てくれていた伯母と過ごして楽しかった事。でも、当時自分には何が起こったのかがわからなかった事などを、行ったり来たりしながら話してくれた。
そして、三女が見つかる3月まで、やっぱり家族はみんなそれぞれ辛い。だから、泣いてしまう事もあるし、落ち込んでしまう事もある。でも、それは絶対に四女のせいではない。
そんな内容を、心理士さんと、私と、言葉を選びながら四女に伝えた。
四女は涙を拭きながら🥹それなら良かったけど。。
と少しずつ落ち着いてきた。
次回は少し近い日取りで予約を取って、帰る時にも
「何かあれば、すぐ連絡下さい」
と言ってもらい、改めて子供が親に対して感じる事の敏感さ、感じてしまった恐怖を取り除く事の難しさを感じた。
子供にとっての1番の恐怖は、親が親でなくなる事なのかもしれない。
親は、ドンと構えているのが子供にとって1番なのはわかってる。
でも、構えられない事もある。仕方ない事もある。
昔は、大家族の中で、親に何かがあっても他の大人がフォローしたり、気持ちのパイプ役になったりできたのだろう。
核家族化はもちろん、我が家のようにひとり親で子育てをしてきた時、1人しかいない親は子供にとって絶対的存在になる。
三女にも、たくさん不安や恐怖を与えていたのだろうな。本当に申し訳なかったと、情けなくて消失してしまいたい気持ちになる。
でも、またそんな私のマイナスな気持ちが、四女に与える影響を考えたら、踏ん張って踏ん張って立て直していくしかないと思い直す。
踏ん張れ。ママ。
三女がそう言ってくれている。
四女には、たくさんの応援団がいる。
今回も、1ヶ月経ってしまったけれど、こうして心理士さんにしっかりと助けてもらっている。
大丈夫だよ。ママ。
そうだよね。
ふと、三女のコーナーに目をやると、三女の靴下仕立ての「おのくん」が寒そうに見える。
色々と調べて、どうしても捨てられない三女の高校のジャージでおのくんの服をリメイクしてもらうことにした。
三女、ママはスーパーぶきっちょだからね
プロにお任せするよ!!
ママさ、いつもこうやって失敗しちゃうけど😞
ほんの少しずつでも成長していかなきゃね。
おのくんに、あなたのジャージ着せるの楽しみだよ😊
ジャージ着たおのくんの姿から、姉妹たちを守ってね。お願いします。
大好きだよ❤️
愛してる💞😭