体調も芳しく無く、三女の生前の辛い日々に一瞬でフラッシュバックしてしまうこの頃。
明るい事を考えなきゃ
三女はもう苦しみも悲しみもない所にいる
考えても仕方ない
いくらそう思って気持ちを切り替えようとしてもダメな時はダメなもんだ🥹
ならば逆思考。生前の悲しみ苦しみを考えていくのも此方に遺された親の子育ての一つなのかもしれないと。
彼方に還ったあの子たちが望むか否かは別として、親ってやっぱりずっとずっと子供のことを考えているものだから。
考えた挙句、家族や自分の将来に暗雲を漂わせるような形ではなくて、考えた結果を社会に何らかの形で還元させていけたら、あの子たちの行動を生かしていく事にも繋がるのだろう。
そう考えながら、昨晩は時間をもらって横浜港の夜景を見ながらの露天風呂♨️に浸かりにいく。
お湯と空と景色の融合は、不意に流れる涙に焦ることもなく、唯々三女との脳内会話を堪能することができるから。
たくさん三女と話して再確認したこと。
どの子も間違いなく比べよう無く可愛いけれど、三女は私に母性の全てを教えてくれた気がする。
4人の娘を育てる中で、障害や持病を持った子供の子育てはやはりとても大変で、いつでも三女はその優しさや愛の深さを姉妹たちに向けるだけではなく、親である私にも注いでくれていたと。
本屋さんで三女のシンボルミッフィのコーナーがあり、わお!パワースポット‼️と近づくと、
「うさこちゃんとたれみみくん」
の絵本とグッズが並んでいた。
たれみみくんと呼ばれる片耳の垂れた転校生のダーン。
その呼び方で良いのかと悩むうさこちゃん。
ブルーナ さんの作品は、さまざまな所に人権教育が散りばめられている。
障害児に挟まれて育った三女の想いと重なりながらページを捲る。
高学年で凄惨な虐めにあった次女を、自分が小さかったから見ていながら怖くて助けられなかった。
3歳も年下なのだから高学年の男の子たちに向かって行けるわけないのに、三女はその時の自分を許すことができなくて、次女が精神科に入院した時に狂ったように泣いた。
あなたのせいではないと何度も伝えたけれど、三女の心には、自分の中の真っ白なキャンバスに、上塗りできない大きな傷が残っていたのだと今になって思う。
胸を鷲掴みにされた様に思い出しながら、ダーンデザインのエコバッグを購入。
調べてみたら実際に、障害者手帳のケースとして売り出していた。三女、何か知らせたかったのかな。
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1110
今日は夕方から自宅で映画でも見ようと配信を検索。ふと目に入ったタイトルをあらすじも前情報も見ずにスタート。惹き込まれるように見ていた。
フランス映画「最強のふたり」
https://tricolorparis.com/paris-blog/french-film/intouchables-saikyo-no-futari-film/
障害児を育てながら、障害児者と関わる仕事をしながら、この社会の歩みや法律の改正、概念の変化など、次女が虐めにあったあの頃よりずっとずっと良くなり成熟した事を肌で感じている。
それでも職場の環境は年々人材不足が酷くなり、一人一人が背負う負担が肥大するだけで無く、高らかに新しい概念と理想を掲げながらも、あるべき姿からジリジリとかけ離れていく現状に、公私共に簡単に割り切ることができない私の様な立場の人間は、絶対にイエスマンにはならないから、本当に使う側からすれば厄介な人間なのだろう。
きっとこの立場でないと言えない事は山のようにあり、毎回悩みながらも、あるべき形にできる限り近づけて成果を出す事で、自他共に折り合いつけていく。それは私のライフワークとも言えるのだろうと勝手に感じている。
三女は生前から私のこの姿を見てきて、空に還ってからは少なからず応援してくれていると感じる。
そして、この映画が降りてきたように私に教えてくれた事は、あーだこーだ屁理屈こねくり回して見たところで、、
やっぱり、楽しくなきゃね
楽しまなきゃだね❤️
そんな事を思い出して引き上げてくれた。
そうだよ。働くママの原点。
楽しい😊でそ?
やっぱり三女、あなた最強だね❣️
ママ、もう少し頑張れそうだよ。
弱っちぃママだけど、ママはママでしかないからね。ママなりに頑張るよ。
愛してる💕😭
大好きだよー🥹❤️