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今日は先週末に見てきた近隣の博物館の展示が
あまりに素敵だったので、そちらの紹介です。

3連休の最後の日、昼下がりに、
旦那がちょっと面白そうな展示があると言いました。
私もちょうど手が空いて一緒に見に行くことにしたのです。

内容は古い紙物の展示、
交通関係で、千葉県のゆかりのあるもの
ばかりを集めた内容でした。

袖ヶ浦郷土博物館
実は私ここに行くの初めてあせる
けっこうきれいで広くて、無料なのですね。
(全然知りませんでしたごめんなさい)

 

 

特別企画の展示です。

8月4日(土)~10月14日(日)
「地図を持って出かけよう!

石井更幸コレクションに見る内房の交通と観光」

 

ここの特別展示がまた、過去にも

なかなか面白そうなのをやっていたのね!

全然知らなかったのが惜しまれますあせる

 

展示物の内容は

明治時代あたりから昭和の間に

各地で企業や観光協会が発行したりしてた

印刷物の展示 なのですが…

 

印刷物のお勉強というより、

「私の地域にはこんな素敵な場所があるんですよ~

是非、旅を楽しんで、そしてまた来てくださいね」

という情熱と創意や志向が織り込まれたものを

実際に並べてみて楽しんでみよう乙女のトキメキ

という、雰囲気のものでした。

 

 

これがまた、可愛いしユーモアがある!!

 

多くは新聞社や観光協会が出しているものだと思うのですが

(駅前とか旅館なんかに置いてあったのでしょう)

時代やその土地の環境によって大きさもデザインも違うし

 

例えば千葉だと、成田とか銚子あたりは

明治や大正時代から人気で

印刷物も凝ってたり紹介するところも豊富なんです。

 

戦後は鋸山とか館山が人気が出てきて

(戦前は鋸山ただの石切り場だし、館山は軍事施設なので)

昭和に入ってからの印刷物にとても力が入ってます。

 

で、それ以外で そこそこにやってる観光地は

ただ、ただ自然押し口笛で潮干狩りの絵。

 

地図だけでなく

古いお弁当や名物のパッケージ

(これまたバーベキュー弁当とか牛乳せんべいとか

地元の人なら、涙出ちゃいそうよ!

 

 

色の使い方、絵柄、手書きのフォント

どれをとっても本当に可愛いかったです。

(個人的にはペナントが飾ってあったのもツボ)

 

無料とは思えない展示物の多さ、

写真の印刷物より イラストが多かった

のも、とても好印象でした。

あと、日によって鉄道模型を走らせているようです。

 

そのほか目を見張ったのが

立派な鳥観図展示でした。

鳥が上から見たような書き方をした地図です。

 

展示物の対象は明治以降だけど、

 

実は日本人も、江戸時代には旅行が好きで、

東海道後十三次などの宿場町と名所の

印刷物が流行したりしたわけですよね。

そして、あまり有名ではないけど当時は

「女三人で江戸からお伊勢さんに行っちゃったわよ観光手記」

みたいな、旅日記みたいな木版画の本なんかも人気があった。

(これらはお金を出して買う物だったはず)

それらを見て読んで、普通に暮らす奥さんが

「ああいいなぁ、自分もいつか…」なんて空想したり。

 

で、明治になって 時代が開けていって

100年くらいの間に交通網がどんどん広がって

鳥観図の地図を配る文化が発展していったのです。

 

旅行という娯楽が、よりリアル情報豊富

身近に感じられるように転身していったのです。

 

私は過去に書いた本のなかに

 

昭和の人たちの旅行に向けた情熱が

描かれている内容があります。

旅行というのは経済的にも心理的にも

裕福なことの象徴で、憧れにも近い

幸せな楽しみの一つだったんだと思います。

 

 

千葉という土地だけで見たら

地元の人が楽しめる展示なのですが

そうでなくても、

古い印刷物の色やフォントって

かわいいよねピンクハート、という方も

圧倒的に楽しめる内容

なっておりました。

 

 

 

展示物の写真も、博物館出口で

カラーの冊子として販売されており(300円)

そのあたりのお心遣いも嬉しかったです。

 

おまけにそのほかの常設展示…

市民からのコレクションや学芸員の方の工夫が

かなりしっかりしていて、とても充実していました。

写真は興味の向いたものをとってありますニコニコあせる

 

 

かわいい漫画冊子。

レプリカがほとんどないってのがまた素晴らしい。

 

軍靴、こんなきれいなの初めて見た

というか、多分未使用。(豚皮かなぁ…?)

 

 

面白かったのが郷土料理を

食品サンプルにして置いてあったんだけど

 

 

うーん、いいよいいよ~ニヤリ

で、

お葬式饅頭もあったポーン

 

 

私 実はこの手のまんじゅう、実物見たことないのよね。

夕焼けの詩(三丁目の夕日)とか

花田少年史とかで見たとき、何だろうと思ってた。

大きいし、葉っぱのマークみたいなのあるし。

食品サンプルだけどなんか

「こんな風にたくさん箱に入ってるんだー」と思った。

 

博物館の外は公園があって

そこで遊ぼうかと思ったけど日が暮れてきて

インコちゃんタイムが近づいたので帰る事にしました。

 

 

 

博物館の外の道を挟んだところには

心が豊かになるような

キャベツの畑の景色が広がっていました。

 

 

可愛らしく健やかなキャベツの芽。

これからどんどん冷えていく朝と夜を

何度も迎えて、大きくなっていくのでしょう。

 

 

帰り道、ちょっとだけ田舎の畑のなかを走る。

どこまでも畑、

 

 

のどかで、のどかで、この景色を見て

買い物と博物館以外どこにも行ってなかった3連休でしたが

 

とても充実した気分になりました。

 

 

今週は灯台に行こうかと思ったのですが

台風が来そうなので止めました。

今の私には近場の旅行があっているようです。

海外旅行もとても素敵で好きだけど

「したく」と、帰ってきたときの「荷ほどき」を考えると

近場でも充分かなと思ってしまうのです。

というか、近場にあるのに素敵なところを知らない

というのも、私にとってもったいないお話しなのです。

 

ではでは、また読みに来てくださいね♪

 

。*:..。o○☆セキセイインコ黄読んでくれてクローバーありがとうセキセイインコ青。*:..。o○☆

 

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