最後の三者面談、続きです。
ベテラン校長との面談。
真向かいではない席に座った息子に開口一番、
「私から目を逸らすな。」
どんな関係性なんだ〜〜
この道ウン十年、数多の合格者を輩出した経験からか、
単なるキャラクターかは分かりませんが、
まるでサービス業とはかけ離れたお人柄。
ワタシ個人的には好きですし、
息子も好きなようで、横たわる信頼関係を感じました。
「いまの、自分の取り組み具合はどうですか?
はい。」
まだスイッチ入っておらず、しどろもどろに答える息子。
勉強習慣が…
積み重ねが…
ソレっぽい単語を弱々しく並べるのを隣で聞いていると、
イタくてツライ。。。
ホントはそんなこと1ミリも考えてないだろ〜〜
力のこもらない言葉って、なんて空虚なんでしょ。
要は気合い入れて勉強してないので全部テキトーなこと言ってるわけです。
そんなツライ空間の中、バッサリ、
(校長)「積み重ねってなんですか?
前回の面談で約束した提出課題、出来てないですよね?
あなたはどうしたいんですか?」
(息子)ボソッ
「ちゃんとやって…合格したい…です」
なんて弱々しい決意宣言
聞いててこっちが辛くなる…
ここから怒涛の校長による劇詰めの開始。
お前の心は弱すぎる
を何度聞いたことか。
てか、ワタシはオッケー系保護者なんですが、
「親の目の前で我が子ディスらないで」
という感想持たれる方もいるよなぁ。
子供と保護者のキャラクターでやり方変えてるとしたら、凄腕すぎる。
逆に全部このスタイルだとしたら、
そのブレない一貫性に敬意を表したい
そんなことを考えているうちに、
校長ヒートアップ。
「お前の取り組み姿勢は全受験生に失礼だ。
仮に受かったとしても辞退しろ。」
そこまで言いますかーーーーー!!
…いいんです。
それだけ、息子の姿勢はヤバいということですね。
のんびりマイペースな息子は、周りを気にしない。
気にならない。
なので自分を客観視できない。
こうして自分の今の姿勢がどうなのか、
こうズバリ言ってもらわないと、
気づかないんです。
そして面談は、息子の進退に迫る…。