あなたを想う時
いつも 木漏れ日のような
柔らかな気持ちでいられた
あなたを想う時
木洩れ日のように
優しい想いが溢れてきた
あのキラキラした想いは
今は
通り過ぎた遠い季節のよう
久しぶりに聴いた
あなたの優しい歌声と
あの頃と変わりない
あなたの優しいまなざしは
相変わらず
木漏れ日のように
やわらかく 優しくて
懐かしさに
少しだけ胸が苦しくなった
想いが溢れる前に
そっと拭った指先
春の嵐のひとりの夜に
きらり
涙ひとしずく