五月連休も終わって、寒い朝です。
何かと一騒ぎあり、
「蜻蛉日記」や「紫式部日記」を読み、
「光る君へ」は、18回「岐路」が配信されました。
藤原氏九条流、兼家、道隆、道兼までが死んでしまい、
どうやら、藤原道長..一択のようです。
アルゴリズムによって、視聴中の UNEXT お薦めもあり、
2021年「大宋宮詞」を視聴してみます。
「琅琊榜」ヒロインの穆霓凰・劉濤さん主演、
「光る君へ」と同じような女性主導タイプのドラマなのだな..との感触です。
実を言うと、ドラマを前から知ってはいたのですが、
なんと! 61話と言う長さですし、
同じく「琅琊榜」副主人公格の靖王蕭景琰・王凱さんの
同時代ドラマ「孤城閉」も、美しく良い作品だけれど、
やっぱり何か辛くて中断しています。(大宋宮詞の子供世代の話です。)
( 蛇足: これについては、事情的には「2014.風中奇縁」視聴が辛かったのとやや似ています。あの作品の九爺(胡歌さん)が、私はとても好きで、あれからずっとスマホの待受画面は九爺さま..なのにもかかわらず、ドラマは挫折!!する..と言う悲惨な展開で💦 あ、無論、2周ほどは完全視聴しました! 3周め以降がダメで..🥲 )
と言うわけで、ずっと視聴を避けていたのですが、今回は意外に大丈夫で、あっと思う間に、とりあえず10話まで視聴しました!👏
見ていると、いろいろな絡みで、腑に落ちることが多く、例によって、あちこちに派生、脱線していきます。
物語は、北宋初期、二代・太宗皇帝の皇子・趙元侃(後の三代真宗)と、四代仁宗の嫡母とされる、庶民であった女性劉娥との恋に始まる。
清少納言の「香炉峰の雪は..」で有名な白楽天の「長恨歌」、中国は、玄宗皇帝と楊貴妃の時代を過ぎて、菅原道真の主導による遣唐使の廃止、五代十国の戦乱を経て北宋に至り、二代・太宗、三代・真宗の時代は、日本では平安時代中期で、真宗皇帝の世代は、ちょうど「光る君へ」藤原道長の時代にぴったり重なっています。
「光る君へ」同様、ストーリー展開以外にも、衣装やセットの豪華さ、斬新さなどに、やはり興味を惹かれていきます。
初めは地味に見えましたが、どうしてどうして、描かれるのは主に宮中ですから、流石に超豪華で、「琅琊榜」製作より金はかかっているなと見ました。地味に見えたのは、主人公の劉娥が庶民の出身だったからかと..
最近流行の天界ファンタジーが、この頃は、どれも似たり寄ったり、かなり安っぽく見えて、食傷ぎみでもあり、あまり見ていないので確言はできませんが、
そのせいもあって、「光る君..」の衣装やセットが殊更に麗しく、エレガントに見えたのかなとも思います。
琅琊榜からは更に、誉王の黃維德さん開封府2017もありますが、AmazonPrimeで見ていた「花と将軍」もファンタジーながら、楊家将の派生でもあるようで、時代設定は、これもぴったり仁宗の時代です。
大将軍の血筋の葉昭 (「楊家将」は男子系統が戦さで死に絶えたあとの女将軍の話でも名高い。) は武功を認められて、皇帝の甥である趙玉瑾と結婚。
胡歌さんの演じた六郎・楊延昭も、ただ一人生き残り、皇帝の姪と結婚しているし..
「楊家将」でお馴染みだった人物やストーリーが幾つも、あれあれ.. と言う感覚で描かれていくのも面白い。
まあ、多分、これらは、私が知らなかっただけで、知っている人たちにはお馴染みの、人口に膾炙したプロットやストーリーではあるのでしょう。
歴史のお勉強.. でした。
ただ、...YouTube 楊家将は、
大部分配信が消えたようでした。🥲... 残念。
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