ドタバタしているうちに、
六月になってしまいました。
暑いのか寒いのか、
日々、よくわからないままで過ごします。
BS11で最近配信中の
中国ドラマをちょっと見ています。
「天龍八部」とか、
金庸作品の中でもかなり好きなもので、
つい、2003年版DVDなどに
手を出したくなるのですが、
待て待て｡、と自制中。
多分走り出したら止まらなくなるで、
あやうい。。危険！
YouTube に2003年版が出ているのが、
あいにく日本語吹替で、
少しずつ見る…にしても、
うまいぐあいに？…食指が動かない..
たとえ、よく理解しないにしても、
原語版であってほしい。
原語の簡潔、ニュアンスが好きだ。
BS11新版は、
早朝4時からの配信で、
これもあいにくなことに、CMが多すぎて、
ちょっと辟易しています。
もう長い間、TVを見ていなかったので、
CMに慣れていないせいでしょうか。
「琅琊榜・靖王 蕭景琰」こと
王凱さん主演の「孤城閉」も配信中。
王凱さんファンの方々の
高評価は知っているのですが、
今現在、Twの生コメントなど見ると、
ちょっと興醒めな印象あって意外です。
北宋4代皇帝・仁宗については、
いろいろ古装ドラマでの出現が多く、
「花と将軍」もその一つ、好みのキャラクターで、
その有能な名君ぶり、
洒脱な人柄に見えるのですが、
まあ、皇帝は皇帝で.. なにかと毀誉褒貶も
仕方がないところです。
特に、趙禎・仁宗の場合、
家庭的には問題が多く、
脚色次第では、描かれ方が多種多様。
武侠ドラマ、及び、
ファンタジー関連が好きな自分は、
家族間のドロドロ、
情念のしがらみ云々関係はどうも苦手です。
「琅琊榜」でさえ、
靖王のもたらす疑惑の正義漢ぶりが、
あんまり好きではない。
日中の配信なので、
視聴時間についても問題があり、
やっぱり、DVDかなということで、レンタルを手配。
「天龍八部」も、
現在、蕭(喬)峯の悲劇が発覚して、
不世出の英雄である彼の正義漢ぶりが噴出中、
しかし
愛する「天龍」とは言え、
実を言うと、こういうのも好きではない。
つまり、
むしろ、悪辣極まりない「阿紫」
（好感度No1・阿朱の妹なのだが、）
彼女の激烈な最期の純情が
第一等に好み…と言う、
まあ、ひねくれもの…な好みの問題がありました。
あまりにも、正義、正義… されると、
うんざりしてしまう、
世の中は、そう単純ではないので。
靖王 蕭景琰の正義漢ぶりも、
その馬鹿正直なかたくなさのおかげで、
魂の友とも言うべき梅長蘇の苦境に、
更なる苦渋を与える始末で、
ドラマ展開上やむなしとは言うものの、
許せん！！
などと思ったりするのは、
私もちょっと度がすぎてはいるわけです。
そういう事情もあり、
DVDは手元に届いたものの、
すっかり見る気がなくなってしまって、
.. どうしようかなと困りました。
ただし、「天龍八部」はやっぱり面白いので、
早朝4時からの視聴を1話ずつ続行中。
2021年版 トニーヤンの喬峯・ビジュアルは、
けっこう好きなタイプです。
...うん、かっこいいぜ！ （と思う）
現在十八回め、
喬峯が陰謀によって濡衣をかぶる、
この展開が、実を言うと、
あんまり好きではないのだけれども、
金庸ドラマでは常套手段、定評のある
江湖の英雄群像の早とちりと手出しの速さ、
辟易するけれども、
可愛らしいくらいに、馬鹿まるだしで、
どうにもこうにもな展開のものすごさです。
天龍八部の冒頭は言わずもがな、
射鵰英雄伝の冒頭も、
やっぱり、血気にはやる正義漢、好漢の
宗教界のお偉方だと言うのに、
人殺しも辞さぬ、
あんた、それ、勘違いだから…的な、
展開の多いこと。
で、今のところ、
喬峯は、苦境の中、
孤独に江湖を流離う運命に落ちこんだわけでした。
まあ、面白いので、いいとしておきましょう。
で、とりあえず、
中国新版の武侠ドラマ視聴は、来週も続きます。
.｡.:*☆.｡.:*★