天亮以后… と言うのは、
胡歌さん、2005年のドラマ「天外飛仙」の片尾曲、主題歌です。
まだ何処か幼く聴こえる胡歌さんの歌唱。
柔らかく、切なる愛の思いを伝える、
心に残る歌声で、
ちょうど、夜明けの “天亮 tiānliàng ”
それにひっかけて、
目覚めると、この曲を聴きます。
天人に恋した若者の話で、
昔から有名な寓話をドラマにしたものですが、
このドラマで、林依晨の演じている天女は、
调皮( おっちゃっぴい)でかなり乱暴、
胡歌の演じている董永は、
清純、善良、穏和ないい子で、優等生。
家業の機織りを手伝っています。
機織り姫… なわけね?
と思ってしまうような愛らしさです。
胡歌は、基本的に、相当背は高く、
雄渾な英雄の勇姿も似合うのですが、
百変化する人でもあり、
ほっておくと、
いつの間にか、大気に溶けてしまうような儚さ、
可憐さを醸しだす…
そういう人でもあるので、
その美しい表情が、ふと変化する瞬間に、
この人が天人… なのだよね、
と、確信してしまう錯覚に陥ります。
相手役の林依晨も良い演技者で、
次の「射雕英雄伝」でも共演しました。
同い年ですが、
二つのドラマのいずれも、
風貌の幼い林依晨が “姐姐 ( お姉さん)ぽくて、
「天外」の董永も、「射雕」の郭靖も、
二人ながら、しっかり彼女に保護されています。
愛は深く沁みて、
女性への思慕の思いの強さを最も感じるのが、
胡歌作品では、この二つのドラマでした。
画像は、「射雕英雄伝」の二人。
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