大人なのに迷子 | 樋口舞の万年少女日記

樋口舞の万年少女日記

~恋と音楽と着物と猫の日々~

迷子になりました。
ビレッジバンガードで。
面白い本やお菓子や雑貨やCDに
夢中になりすぎて、
気づけば友人とはぐれ
探しまわる事に。

近頃は、本を買い過ぎなのです。
なので、本日の収穫を紹介致しましょう。
まずは、いつの日か読んだ事があるけれど、
手元に置いておきたくて購入した本から。
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中学生か高校生の頃、
図書館の閲覧室で読んだのを思い出します。

そして友人の奨めで購入した本。
乙女の大好きな、美少年同性愛のお話です。
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どうして乙女はホモセクシャルが好きなのでしょうか。
勿論ワタクシも乙女なのでとても好きなのです。
しかし、どうして好きなのかと聞かれて即答はできかねます。
なので、先日古本屋さんで購入しました、
嶽本野ばらさんのエッセイ「それいぬ」からの
お言葉をお借りしてお伝えしようと思います。

『素直で直接的なエロス程つまらないものはありません。
がんじがらめに拘束されたバロック的エロスの捌け口を求めて、
悶々と暮らすことこそが乙女である必須条件なのです。
半透明な身体をした栗色の髪の少年が、
瓜二つの少年とか細い指を絡ませあい、
互いの吐息を確かめあう絵空事。
おめめはキラキラ、周りはお花。
遥かに肉体を逸脱した超肉体の結晶。
逃避的少女趣味と罵られたって反省いたしません。
これが乙女の実存主義なのですから。』

「乙女は肉体が自ら関与し得ないエロスに代償を求める」
という事ですな。
本を片手に何度も頷いてしまったワタクシであります。

今日はこれから、友人に頂いた
シャンパン風のバスジェルを入れたお風呂につかりながら、
買いあさった本を読んで夜を過ごす予定です。
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嗚呼、なんてシアワセな夜。

あ、パソコンが直りました。よ。
やったね!!(レトロね☆)