マイナーにスポットライトを当てるとメジャーになるんです。当たり前ですね。

ただ、マイナーにスポットライトを当てると当たる前にいた人たちが駆逐されて、スポットライトを前まで浴びてた人たちが参入し、彼らに都合よくしちゃうのです。

この記事、まさにですねー。
アキバって本当に様変わりしたんですよ。
なんなら、私たちの愛したアキバは死にました。

何故かといえばスポットライトが当たったから一部の人間にしかウケないもの、倫理的、法律的にグレーゾーンになるものを排斥した。だって金にならないし苦情くるから。そうしてアキバからオタクたちは死滅した。

コミックマーケットにも、萌産業にも同様の事が言えるでしょう。漫画やアニメに世間が興味持ち出した結果、描写がグロいとか児ポに引っかかるとか騒ぎ出してしまう。
いままでお目溢しいただいていたのに。
スポットライトがあたると文化が死ぬなら当てないでほしいなと最近は思っています。
政治家や日本の宣伝の、飯の種。金儲けのために焼け野原にされたらたまりませんから。
隅でコソコソ楽しんでいたいから邪魔すんな!が本音ですねー。
最近、パロディーに文句つけてたそうですからね。内輪でしか分からないのかもしれないけど、調べてそのパロディー作品も見てみたりはしないのですかねー。なんでも気に入らなきゃ文句つけりゃいいってもんじゃねーよなー。


世の中お目溢しいただいてるものってたくさんあって、理由は金にならんかったり、世間が興味なかったり色々あるんだけど。要はどーでもいい。
グレーゾーンて非常に面白い、魅力的な場合が多々あるのですよね。登山とか、スキーとかでも下手すると死ぬ、進入禁止ゾーンがプレイヤーとして面白い、もしくはその先に魅力的な景色が広がってたりするのです。

この、グレーゾーンに存在する文化って一部の人にとってすっごく面白い代わりにまったく儲からないのですよね。しかも、社会常識にまったく適応できてなかったりします。笑
熱意は伝わるのだけど、なんか抜けてたり。
芸術家とか学者に近いかもですね。
グレーでなくブラックだと儲かるからブラックなのでしょう。

エロゲーが顕著です。
彼らは納品日、発売日延期は当たり前です。下手したら一年以上またせたり、未完成品売ってたりします。笑
もはやそれをネタにする会社もあるくらいです。
未来ラジオと人工鳩はおもしかったですよ!



エロゲー界隈はシナリオもCGも笑いあり、失笑あり、苦笑ありです。ハゲの髪の毛掴んでたりとかねー。何故か笑いを取りに来る作品が多いです。しかも下手。笑
くだらな。笑笑みたいな学生のネタみたいな。
なんていうか学生のノリが残っています。
シナリオも総合的な出来もプロフェッショナル、洗練された完璧な出来よりは学生のノリなんですよね。不完全で、粗削り、プロとしては…だけど面白い。高校野球みたいな?非常識な部分は世間では許されないけど内輪でやれてるから許されているのでしょう。まあ、炎上したりもありますけど。

芸術家や学者なんかのエピソード聞いても非常識極まりないものが多々ありますよね。
芸術も学問も世間と隔絶しているからこそ面白いのだと思いますね。この世界に生きてる人って利益無視で面白ければいい!ってタイプだったり商売なのに自社製批判してたりでいい人ってか素直な人が多いです。非常識ですけど。笑

最近、思うのですけれど役に立たないものの方が面白いですよね。芸術も音楽も役に立たない。世界で一番役に立たないのは数学でしょうか?
人間だけが役に立たないことを考えると思うと、数学はもっとも純粋で人間らしい学問ですね。
次点で物理かな。
物性はまだしも物理も理論は役に立ちませんからね。

そう考えると数学や物理、芸術や音楽に傾倒できる人間は世界でもっとも無駄で贅沢な人間と言えるかもしれません。ましてや、世間の常識、雑音と隔絶した空間で思考できる。幸せですね。

スポットライトを当てるのはいいのだけれど、その無法地帯に野蛮だからと常識と倫理観による圧政で先住民を追い払い、形骸化させてつまらなくするのはやめて欲しいですね。
郷に入ったら郷に従えです。

金になると思って参入してきた連中が1番のゴキブリですけどね。