のぞみコミセン歌声喫茶(4月28日)

 

苫小牧も本格的な春の到来です

我が家の千島桜

26日に開花、昨年と同様

今、八分咲き?

10年ほど前は、5月中旬が開花でした

温暖化が進んでいるのですね

 

 

 

昨日は、定例の「のぞみコミセン歌声喫茶」でした

こちらも八分咲き?

今月から定員を10名増やして40名にしました

事前予約は37名だったのですが、キャンセルもあり当日の有料入場者は31名

 

 

スタッフを含めると40名

車椅子で参加された方が2名

 

お一方は、はるばる室蘭から

看板娘(Sさん)のお母さんです

要介護5ということで、自力での移動はできません

Sさんが一人で、車で室蘭・苫小牧間を送迎

車椅子に乗せるだけでも大変なのですが

歌声喫茶にはどうしても行きたいとのこと

今回も、リクエストをしてくださいましたし

「今日は何の日」のコーナーで、見事、組違い賞をゲット

景品をしっかり選んでいました

声は聴けませんでしたが

手拍子をしたり(多分)

表情が和らいだりしていました

 

もうお一方は、以前、本店(我が家での歌声喫茶)に

杖をついて参加されていた方

その後、病状が悪化し、車いす生活となり

本店にも参加できなくなりました

 

ところが、昨年から、電動車いすを駆使し

自力で颯爽と参加 車も自分で運転されます

数年前まで、原因不明の病とされ

家にいることが多かったのだそうですが

難病と分かり、認定されたことで

様々な支援・援助を受けられるようになったそうです

自家用車に車椅子を載せる電動装置も設置

電動車いすを駆使し、段差がなければ

どこでも、一人で行けるようになったのだそうです

というわけで、歌声喫茶復帰となりました

とても明るく元気な方で

こちらが勇気をもらっています

勇気だけではなかった…

 

 

車椅子大歓迎

私どもの歌声喫茶に車椅子で参加される方が4名いらっしゃいます

会場にたどり着きさえすれば、存分に楽しんでいただけるわけですから

車椅子生活で、家に閉じこもられている方に

どんどん参加されて、楽しんでほしいと思っています

 

そういう私も、今度、車椅子席で、オーケストラを鑑賞します

歩けないわけではないのですが

駐車場から会場までの移動 そして 

階段などの多いオーケストラ会場を

自力で移動するのは困難です

そんなわけで、あきらめかけていたのですが

女店主(妻)から、車椅子席でなら聴けるのでは と言われ

思い切って、申し込んでみました

会場の地下駐車場に直行でき

会場の車椅子を借用し

エレベーターを使い、車椅子席まで移動

勿論、家内に介助してもらいます

普通は、介助者用の席(車椅子の横にパイプ椅子)も

あるのだそうですが、今回は車椅子席も混雑が予想され

介助者は、近くの一般席を利用することになりました

今回は、念のために、自宅から

車椅子を搬入する予定です

 

諦めていたオーケストラ演奏が聴けそうなので

とても楽しみです

演奏会は8月上旬です

その時の様子は、ブログに詳しく書きますね

 

 

舌好調

自分で言うのは何ですが

歌は勿論、おしゃべりも絶(舌)好調

女店主との掛け合いも好評です

事前に打ち合わせをしているわけではありません

そもそも、私が何をしゃべるか、女店主は事前に知りません

その場で、いろいろ突っ込んだり、真っ先に笑ったり…

 

私がしゃべっている最中に

酸素ボンベが「ピーピー」なります

鼻で呼吸をしないと、警告音が鳴るのです

あまりにもしつこいので

酸素ボンベ(チューブ)を外してしまいました

体調が良かったのか、酸素無しでも何とか歌い

しゃべることができました

こんな日もあるんですよね

 

山椒魚伴奏陣

 

終わった後の移動は、しっかり酸素ボンベのお世話になりました

結構、苦しかったです

歌っていると、しっかり呼吸できるんですかね

 

 

賄賂

私は後片付けを免除してもらい

酸素ボンベを背負って車に移動します

その途中、電動車いすの彼女が私を呼びます

息を切らして近づくと ポチ袋を差し出します

何と、そのポチ袋の表には「賄賂」の文字が

一瞬、ドキッとしましたが

すぐ、ポチ袋をコートの袖の下に隠しました

 

電動椅子の彼女からのカンパでした

「長く続けてほしいので…」とのことでした

 

車椅子の方々のおかげで

モチベーションが急上昇

あと何年でも続けていけそうな気分になりました

 

 

おあとがよろしいようで…

 

 

PS

エゾヤマザクラの蜜を吸いにやってきたメジロ

苫小牧旧文化公園 4月27日    提供:お散歩カメラマン