追分で歌声喫茶(10月19日)

 

正式には安平町追分

数年前までは追分町だったのですが、町村合併で早来町と合併し、安平町になりました。

今回、追分の法養寺さんの庫裡を会場に、歌声喫茶を開催することになりました。

 

安平町というと、昨年の9月の胆振東部地震で大きな被害を受けた町です。

この間、安平町と厚真町には義援金をお届けしました。

厚真町へは3回、復興支援の一環として「出前うたごえ」に取り組んできました。

今回は安平町・追分での「出前うたごえ」です。

追分は私ども(男店主・女店主)が教員として勤務していたところです。

今回、追分出身で、女店主の教え子でもある、プロの声楽家(ご主人もプロの音楽家)

のお世話で、実現しました。

また、会場となった法養寺さんは、復興支援というのであればということで、

無料で会場を提供してくださいました。

そんなわけで、地元の方々の熱意で実現した「出前うたごえ」でした。

 

追分地区は人口4000人ほどの小さな地区です。

行政の力を借りなかったこともあり、宣伝・集客が大変だったようです。

地元の方々に、苫小牧から駆けつけてくださった方を含めて20名ほど。

チーム山椒魚・出演者を含めて30人ほどの、こじんまりとした「歌声喫茶」になりました。

 

前後半合わせt60分の「うたごえ」と、プロの音楽家のミニライブが30分。

時間が短く、手品をカットするなど十分なことはできませんでしたが、

リクエスト曲を全部歌い切りました。

 

ミニライブもとても素晴らしかったです。

 

最後は、いつものように「今日の日はさようなら」です。

 

短い時間でしたが、楽しんでいただけたと思います。

 

参加者の中に昔の教え子のお母さんや、職場の同僚が居たりで、大変懐かしかったです。

びっくりしたのは、私どもが住んでいた借家が、今回の地震で全壊し、更地になっていたことでした。

ちょっぴり恐ろしくなりました。

また、今回会場を提供して下さった法養寺さんも、つい最近本堂の修復が終わったということでした。

通り過ぎただけでは分かりませんが、まだまだ、地震の影響が残っているようでした。

 

今回限りで終わるのではなく、継続して支援していこうということを、スタッフ全員で確認しました。

 

 

おあとがよろしいようで…。