それから、石丸市長と中国新聞の胡子記者との確執ですが、彼の上司や新聞社も巻き込んで泥沼のバトルを展開しており、政治団体との関与?など生臭い話も出ているようです。そして、議論の内容がもはやこれも個人攻撃レベルに矮小化されているように思えます。ことの是非はともかく、これでは中国新聞は晒しものですね。

 

 

 ここまで騒ぎが拡大したのは、議会の内容がSNSで拡散されたからです。乏しい知識からいいますと、SNSの動画投稿者は、「チャンネル登録」や「いいね」の数により結構な収入を得ているようですね。彼らにしてみれば、議会の質疑応答の動画は格好の稼ぎ素材というわけです。閲覧者はやはり若者が大多数でしょうから、議論の内容は判断できずとも石丸市長の舌鋒に喝采を送り、それが拡散するという構図です。穿って見れば、動画拡散もその効果を熟知した石丸市長の計算あってのことかなとも思えます。

 

 さて、この騒動で安芸高田市の評価は上がるのでしょうか?一方、石丸氏の知名度は確実に上がっているようなので、(その2)で述べたように、「石丸氏、市政は卒業、国政へ転出か」といった見方も出てくるわけです。

 

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 SNSの話をすると、最近、吉村妃鞠ちゃんというヴァイオリニストの動画を知りました。彼女は2019年(当時8歳!)のときにモスクワのヴァイオリンコンテストで断トツの優勝を果たしました。その演奏曲ツィゴネルワイゼンは審査員、聴衆を圧倒する素晴らしい演奏で、筆者は日に何度も動画を見てウルウル感動しています。

 

  ところが、元動画を知った他のSNSの動画投稿者たちが勝手に素材を編集して自分のネタ動画にして稼いでいます。恣意的な欲望と、瞬時に世界に拡散するネットワークポピュリズムの恐ろしさともいえますね。

 

⇒ HIMARIちゃんの天才 | utageno-atoのブログ (ameblo.jp)