わたしは「競走する」ということを見るのも、参加するのも苦手です。
あのハラハラ、ドキドキ感に耐えられないのと、負けた選手の顔も、ゴールに走り込んだ選手が「一番」と指を掲げるのも見たくありません。
スポーツ界に限らず、競争して技を磨いていくというのが定石なのでしょう。
でも、ピアノなどのコンテストも、限られた人の評価で順位が決まることが、釈然としないのです。
そんなわたしは「きょうの言葉」に考えさせられました。
「一等になっても得意にならず、ビリになってもくじけない、そんなプライドを持つ日のために走る」
安野光雅(画家)
競争が避けられないこの社会では、勝ち負けの経験をしながら成長していくもので、逃げていてはいけないのですね。
勝ち負けに左右されないプライド、ぜひ持ちたいものです。
順位と言えば、このブログ界にもあるんですね。
数ヶ月前にブログを始めた時「ポエム エッセイ」というジャンルを選んだら、自動的にそのジャンルのランキングが表示されたので、ジャンルを外しました。
「公式ハッシュタグのランキング」というのもあるようで「フォーク」というハッシュタグをつけたら、上位に入った時にブログに表示されるようになりました。
しかも、わたしは歌のつもりでつけているのに、食器のフォークと同じグループに入っていて笑っちゃいました。
人が、いえ機械がつける順位ってこんなものなんですね…
でも、「フォーク」をつけた記事はよく読まれているようなので、今でもフォーク世代が健在だとわかり嬉しかったです。
こうして発信する場を設けてもらっていることに感謝して、文句を言わず、これからも書き続けていこうと思います。
カバーの写真は順位を競わない、誇り高く咲く花たちにしました。
「No. 1にならなくていい もともと特別なonly one」(世界に一つだけの花)
やっぱり、もう競争はいいや、です。