カワサキZ1 徒然

カワサキZ1 徒然

カワサキZ1オーナーの備忘録です。
ビンテージとして人気のZ1ですが、実は誰でも気軽に長〜く乗れるバイクです。
肩肘張らずとも楽しめる、このバイクの魅力が伝わればと思い、
素人整備やツーリングネタをぼちぼち書き綴っています。

腰上OHの続きです。

スリーブ交換した時の写真。スリーブは銅メッキが眩しいPAMSのESTシリンダースリーブです。ショップから提供の写真なので、途中段階は見れず残念!

 

ここからは週末に顔を出した時に自分で撮影した写真です。

スリーブ交換済みのシリンダーは、すでにクランクケースに組み込まれていました。丸っこくてイカツくない純正ピストンが、顔を出しています。

ピストンの縁に何やら青っぽいゲル状のものが見られます。組み付けペーストなのか、店長おすすめのマイクロロンなのか・・・聞くの忘れました。

 

カムチェーンもジョイント式に交換されています。最近は走りが緩いし距離も伸びないので、このチェーンを交換することはもう無いだろうな・・・というか、腰上さえももないと思う。

 

作業の進んだシリンダーヘッド。

近づいてみると、

バルブシートカットが施されています。スラッジによるガタガタが綺麗に取れて、むぎゅ〜っと圧縮しそうですね。

 

バルブもPAMS製です。純正より安価だし精度も耐久性も確かとのこと。傘の下がキュッとくびれてて、セクシ~&吸入効率アップ♡

 

その流れでバルブスプリングもPAMS製になってます。

これも確か純正よりお得。まだ緩衝材に包まれているけど、断面が楕円でいろいろ性能が良く無理もなく、とにかくエエらしい・・。

 

次にショップに寄った時は、多分ヘッドが載っていると思います。そこから車検を受けるから、完成する頃には

ここ瀬戸内の街にまで南下し、居座っている寒気も

去ってるでしょうね。

 

慣らし運転する頃には、酷く寒くはないだろうし、

混合気もよく燃えるのでいいタイミングで

復活できるのではないでしょうか?

本業の合間に、ちょっとだけバイク屋さんに立ち寄りました。

 

「あけおめ」の愛機と久々のご対面。小首を傾げてカワイイ・・・

シリンダースタッドボルト取り付け中のクランクケース。段取りの問題だろうか?4本だけ入ってます。

シリンダーが載る面は傷などなく、かなり良い状態。

せっかくだから、微妙な伸びのカムチェーンも交換することになりました。

 

抜き取ったシリンダースタッドボルト。以前も書いたけどエンジン丸塗り仕様だったので、シリンダーの隙間から覗くボルトは黒く塗料が載っています。4本だけ小綺麗なのは、オイルラインに入っていたボルトなんでしょうね・・・

 

スリーブを抜いたシリンダーブロック。ブロックの状態も熱歪みなどもなく良いとのこと。

しかーし、スリーブ内径は0.5mmオーバーサイズにボーリングされていました。きっちり寸法を出すにはさらに拡大して1mmオーバーにすれば良いのでしょうが、純正ピストンは長らく欠品とのこと。Z1のピストンは250cc単気筒モデルと共通部品らしく修理用の0.5mmOSも共用。けど1mmOSだと250ccを超えるので今後も作ることはないだろうと言ってました。

結局スリーブを打ち替えて、持ち込んだ0.5mmOSの純正ピストンを使うことに。スリーブの緩みはなかったけど、きっちり寸法を出すためにはしゃーない。

 

カムチェーンテンショナー側のアップ。初期型はアイドラーが入る部分の穴幅が少し狭いらしいのですが、PAMSのアイドラーも問題なく使えるとのこと。一部の強化型はアイドラーの幅が広くて、使えないものもあるらしい。

 

立派な作業台に乗せられたヘッド。

この外国製の何やらで、これからバルブ周りの加工精度を出すらしい・・・

 

燃焼室のアップ。奥に見える打ち替え済みのバルブガイドは、硬くもなく柔らかくもないおすすめ部品とのこと。バルブシートリングはスラッジなどでガタガタボコボコ。こんなんでちゃんと圧縮できてたのかしらん?と思う状態。この辺りを見るとOHして良かったなと思ふ。

 

一通りバラしての印象を聞くと、初期のZ1にしては大きな問題はなくかなり状態が良いとのことです。

「こんなんじゃ手応えが無いワイ」って・・・ヘビーな修理依頼が多いショップだから、少し麻痺してる様です。

Z1機の腰上OHの進行状況が少しわかりました。

*写真はバイク屋さんから提供いただいてます。

 

ヘッドカバーとカムシャフトを外し、

ヘッドとシリンダーを外す。

ピストントップはカーボンの蓄積はありますが、オイルの侵入などはなく、まあ、まともな状態です。(粗写真で見る限り)

セッテイングを出した(自分じゃないけど)CRキャブのおかげだと思います。

 

1箇所、ピストンピンの固着があり、ぷ~ら~で抜いたみたいです。

こういう症状、普通に走ってるだけじゃ、分からないですね~

 

ピストンを外し、専用棒でクランクのズレチェック。

写真で見る限り、棒が通ってるし何の連絡もないから、ズレはなかったと思わる。腰下への飛び火は免れたのかな?

新品のスタッドボルト12本を渡していたのだけど「抜き壊す可能性もあるぞ」と脅されていましたが、無事抜けたようです。

 

外した1枚ガスケットのシリンダー。

テンショナー側のアイドラーはPAMS製を使う予定何ですが初期シリンダーは赤丸部分の幅が狭いらしい。使えるかどうかこちらでは不明です・・・

 

現状のシリンダーボアも連絡がなく、ここも不明。

ボーリングして、0.5mmオーバーサイズの純正新品ピストンが

使えるかどうかで予算が変わる・・

しかし一緒に買ったピストンリングが古いタイプ?とかでオイルリークしやすく、「こりゃ使わんで」と言われております。はい。

 

ヘッド側。

リテーナーとコッターの何箇所かに不具合があり、外れにくかったとのこと。乗っていての自覚・異音は全く無し。

OHは、ヘッドのバルブ周りがとにかく大事なので、バルブやコッター、バルブスプリングは全交換。バルブガイドは有無を言わさず打ち替えるそうです。

 

圧縮がちゃんとしていれば、アイドリングから音が全然違うらしい(続く)

当ブログを読んでくださっている、殊勝な皆さま。

新年明けましておめでとうございます。

 

では早速、2026年最初のZ1ネタを・・・

 

と綴りたいところですが、

我がZ1は現在、車検と腰上OHでバイク屋さんに入庫中。

丸任せで預けて以来、一度も立ち寄ることなく、連絡も入れず・・・

 

年末年始、Zに乗れない磨けないのは、初めての経験です。

少し寂しい休暇となりましたが、

なんだか割り切ってしまって、エラくのんびりした時間を過ごしておりました。

 

今月中には組み上がるとのことなので、

極寒の中の慣らし運転を楽しみに?しております。

 

皆さまの健勝をお祈りしつつ、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

まずはご挨拶まで。

年明けすぐに切れる車検の件で、久しぶりにいつものバイク屋さんに顔を出しました。

Z1はというと、車検に備えマフラーを純正風リプロ品に交換。

集合管でも消音材を入れれば検査はパスするはずですが、2年に1度の純正崇拝儀式を欠かすわけにはいきません。センタースタンド付きなら車検整備も楽だしね・・・。

 

ヘッドライト周りを何度もバラしているので、光軸だけ心配ですが、あとはベストな状態で持ち込んだつもりです(キッパリ!)

 

で、ここから本題なのです。

冬場は作業が若干落ち着く・・と店長が言ってたので、ずっと温めていた計画を相談していたのです。

 

これは長年かけて集めたエンジン腰上のパーツ群です。

いつか自分でOHしようと、モノタロウの特売日やオークションで部品を揃え進めていたのですが、本業の忙しさや最近頻発する腰痛で決行できず仕舞い。

 

そこで自力のOHは諦め「部品持ち込みだけどOHしてちょーだい」と相談すると「ええよ」と快諾していただき、Z1と一緒にパーツの山も持ち込んだのです。

 

いろいろ聞くと、初期の頃のZ1はパーツに形状違いがあって、全て使えるかどうかは詳しく見て見ないとわからないとのこと。

それと、シリンダーを確認してみて、リング交換だけで済むか、ピストン&リング交換か、はたまたボーリングして1mmオーバーサイズとなるか・・

 

いやいや、持ち込んだのはヤフオクで随分前に安く落とした純正0.5mmオーバーのピストンとリングのセット。

シリンダー内壁に深い傷があったり、+1mmが入ってたりしたら、人生2度目のボアダウンOHをすることになる・・・。頼むから66のママであってくれ~ と、いうことなのです。


現状どこといって不具合のないZ1だけど、登録日を調べてみると早や18年も経過していた。

濃密に過ごしたZ1-Rとの17年間をいつの間にか超えていたのでR。

アイドラーなどのゴムが硬化してないわけがないし、たいしたトラブルもなく?Z1に乗り続けられた、そのお礼も兼ねたOHです。

 

でもね。

暇だったはずが、その後すぐにヘビーな整備が入った見たいで、プランを擦り合わせするはずが、

なかなか開かないクランクケース(他車)に往生してて、「前の店、どんなガスケット使うとるんじゃ💢」と、

不機嫌気味・・・

あまり話ができず、おとなしく座っておりました。

プロの工具の山を見ると、期待値も膨らむってもんですが、完全お任せプランなので、続報が書けるかどうか・・・。

随分前に、Z1のメーターのオーバーホール記事を載せましたが、その後どうなったかについて。

 

現状の写真です。

 

小綺麗に見えますが、少し角度を変えて撮影してみると・・・

分かるでしょうか?

文字盤に貼ったシールがボコボコになっています。

 

おそらく夏の暑さで文字盤とシールの間に気泡ができて、浮いてきたのだと考えられます。

シールの素材は微細な穴から空気が抜ける特殊なフィルム、とのことでした。しかしプリントしてみると、純正の文字盤より少しテカリが気になったので、上から艶消しクリアーを塗ったことが失敗だった様です。せっかくエアが抜ける特殊フィルムの穴を塗装で目詰まりさせたのが原因だと思われます。 ガックリ・・・

 

その他の気になる症状として、タコメーターがアイドリングからヒョコヒョコ振れます。

実はOHの際、メーター内部のオイルタンクにマイクロドリルで穴を開け、硬めのシリコンオイルを注射器で圧注入。脱脂して瞬間接着剤で小穴を塞ぐ・・・という荒治療&手抜きで仕上げたのですが、オイルの粘度なのか注入量なのか・・・針振れを修理仕切れなかったということです。

 

じゃ、使えないかというとそんなことはありません。

タコメーターの針振れも、エンジンの鼓動を視覚的に感じられる、味ッちゃ~味。

 

高速走行の際に、針がグワングワン踊るわけでもないので、気になりながらもそのまま乗り続けています。

出来が悪かろうが、自分でOHしたから愛着もあるし?

 

でも、まるで全て上手くOHできた様な記事のまま放置してちゃマズいと思いまして・・

ネット上のメーターレストア情報に刺激されて、私の様な素人が禁断のカシメを開けてしまった顛末です。

 

前も書きましたが・・・

メーターのOHは素人が手を出さない方がエエと思う。

 

少し前から、インジケーターのオイルランプが点かなくなりました。

今日は秋晴れの整備日和なので、乗るのを諦め修理することにしました。

 

点かなくなった原因。

一番可能性が高いのは球切れだけど、カバーを外して確認するも球に異常は見られません。

 

次に、一度も整備したことがない油圧スイッチ周りを覗いてみると・・・

ゴムカバーに亀裂があり、少し嫌な感じ。

もしかしたらミッションカバー奥の接続端子の接触不良も考えられるので、この辺りを交換することにしました。電装修理のはずが、ミッションカバーまで外すことになり、手が油汚れまみれに・・

 

交換用のリプロパーツを用意して、古いハーネスを外してみると、カバー側の端子が簡単にモゲ落ちたので、ここが原因だったのか?と思う。

2度と修理したくないので、念のため端子にハンダ付もけして、(ハンダ付けが上手になった気がする)

 

組み直してみたが、やっぱり点灯しない・・・

 

おっかしいな~と、あれやこれや原因を探るうちに、メーター周りを全て取り外してしまった。

結局、インジケーターの口金までバラして、やっと原因が判明しました。

口金の黒黄マイナス配線が、劣化で断線してたようです。

以前はリプロ品で問題なかったけど、自作LED化してみるも刺すような光り方が嫌になり、結局純正品を修理していました。しかし半世紀以上の劣化には勝てず、銅線はカチコチ、カバーはカピカピでそもそも無理があった。

そんな当時物部品を無理やり組んだのだから、その時点でリスクはあったわけで。

予備の部品もないから、古いハンダを吸い取って、現物修理して組み直し、この際だからテスターで他の配線の症状もチェック。

用心しながらメーター周り一式を組み立てて、やっと点くようになりました。

この辺がまたダメになったら、当時ものの豆電球を諦めて、簡単に手に入る現代のウエッジ球にするしかないだろうね〜

 

キャブの調子も出てきたし秋晴れで小走りしたかったけど、本日は小さな電球1個に振り回されて終了となりました。

本業が忙しくなり、なかなか更新できませんでした。

 

夏の暑い最中、すっと不動だったZ1。

CRキャブの分解整備を終えたのも随分前。

やっと取り付け準備にかかったのもかなり前です。

 

古いインシュレーターを取り外したところ。

ポートは未加工のまま。

鋳造肌のデコボコが当時のまま残っています。

 

インシュレーターを付けました。

ポート側の接触面を丁寧に掃除して、液体ガスケットを使わずに取り付けています。

 

それからさらに随分ののち・・・

 

相変わらずキャブを外しちゃ〜、ちょこまかイジってます。

 

アップにすると・・・

ヘッドカバーの丸いところに粉錆・・・

新品だったのに、油が抜けたのかキャブのボルトにも赤錆。

 

随分、時間を使ってしまった・・・

 

上側の連結ステーに使うボルトが届いたので、仮止めの純正ボルトから付け替えました。見栄えも重視して下側のボルトとは違う、六角穴タイプのボルトです。

ネジ穴が貫通していないので、M6-15mmのボルトに1mm厚のワッシャー(ここもチタン)を組み合わせています。ステー幅とも考えて、ワッシャーの直径は12mmに。長さもピッタリなので、裏側がツライチになり、見た目がイイ!

これでチタンボルトが合計16本! 自分のZ1には何の効き目もないグラム単位の軽量化ってやつです。

 

しげしげと小綺麗になったキャブを眺めていると、ガビガビになった赤文字がやはり気になる。

頑張って整備したのにこれじゃ寂しいので、結局貼り替えることにしました。

シールを剥がし、残った糊をこそぎ落としていると・・・

ん? ここに鋳造のおこぼれが。

ヤスリで慎重に整形して、シールをペタリ。

うーん、かなりズレてしまった・・・でもCRの文字が映え、チタンボルト&強化ステーと合わせて一気に見栄え良くなりました。

 

これで全ての組み立てたが完了しました。最後の仕上げ、スロットルバルブの同調と油面調整をしていきます。

キャブを4連結し、やっと形になってきたので、最後にチョーク関連の部品を組んでいきます。

元のチョークシャフトは、若干の錆と表面の荒れがあり、引き抜く際に引っかかり感がありました。パーツリストで調べるとそんなに高くなかったので、新品に付け替えることにします。

試しに単体で横から差し込んでみると、

何の抵抗もなく、スルスルと入っていきます。元の部品と全然違いますね〜

 

左端のチョークレバーと、3つのスターターレバーをシャフトに通しネジで固定して、チョーク周りが組み上がりました。

交換したパーツ群です。

なんだかんだでかなりの数になりますね。次の数年に向け、不安要素を出来るだけ無くすために、妥協なく交換したつもりです。ただ、

 

残念だったのは、シャフト部分のラバーブーツ6箇所。現在欠品中とのことで、入荷は10月頃とのことなのです。

さすがに待てないな・・・。

程度も悪くなかったので、そのまま現状品を使っています。

 

こちらは、ゴーランコックを買った時からずっと付けていた燃料パイプ。2番と3番の間のTジョイントに差し込んでいました。1本で済むのでシンプルな構成です。

最初に取り外していたのですが、ガソリンが揮発したらカッチンコッチンに固まってしまいました。

 

フィルターを覗くと、目視で確認できるゴミの類は全くありません。しかし、長年の使用でプラスチックの表面に劣化があったので交換します。耐久性問題なしだったので、同じ部品にしました。

 

キャブのTジョイントにギリギリまで近づくようにパイプを作り、

こんな感じで、フィルターがほぼ直立するように燃料ラインを作りました。パイプの固定は細い結束バンドを使っています。

これで各パーツの組み立てが完了です。

(エアクリ側)

(ポート側)

汚れも一掃して綺麗に仕上がっちゃ〜いるのですが、エンジンクリーナーの作用で、CRの赤文字がガビガビになり、ここだけは後退・・

 

いや〜、初めてのCRキャブの分解整備。週末や平日夜の少ない時間を使って進めたのですが、エライ時間がかかってしまいました。

 

後は、いちばん大事なところ。

スロットバルブの開度調整と、フロート内の油面調整をしていきます。