UTA(うた)珈琲焙煎所 -211ページ目

珈琲豆の販売価格の見直しに関して

2011年12月5日(月)


・珈琲豆を含む穀物類の高騰。

 

 珈琲豆の相場の基準は、ニューヨーク先物市場(アラビカ種)からきています。

 

 身近な珈琲豆の高騰は、2010年の3月でした。


 そして、2011年3月、5月、7月、9月、世界相場は、2倍に膨れ上がりました。


 業界各社は、対応に追われ、販売価格の見直しが余儀なくされたというのが現状です。


・珈琲豆は、農産物であります。


 人間生活における、”おいしさ”とは、幸せの象徴でもあります。


 おいしいものを食べるために農産物は、欠かせないものであります。


 ※「人間生活とは?」・・・人間の生活は、大気や水、地形や土壌、生態系など、あらゆる自

                 然環境とつながりを持って成り立っている。その中での人は、生

                 活するための活動、ビジネスをするための活動、活動するため

                 の重機、車など間接的な活動を行っています。そしてこうした活

                 動は、自然環境を変化させ、私たちの暮らしに大きな影響を及

                 ぼしていることがわかってきました。こうした課題の一つに、い

                 わゆる地球温暖化の問題が重要視されています。


・相場高騰の背景に、その人間生活の豊かさ、幸せの象徴が見えます。


 相場高騰の要因は、金融緩和、異常気象、新興国の増しの3つです。


 ①金融緩和 : コーヒー豆は、他のコモディティと違い、安定した価値があり、投資マネー

           も動きやすい。


 ②異常気象 : 異常気象の影響。

            コーヒー豆の産地は限定され、”コーヒーベルト”と言われる赤道直下を

            中心としたエリアでのみ収穫することができる。

            珈琲の実は、寒暖の差が激しく、標高が高いほど品質に優れた実がつ

            く。乾季の雨の降り方も重要で、乾季の後にサッと雨が降ることで、コ

            ーヒーの花が咲きやすく旨い実ができる。

            (昨年の場合は、産地に雨が多かったため、花の開花が遅れました。)


 ③新興国の消費増し : 生産国事態の経済発展による消費が拡大し、例えば、世界最

                 大の生産国である、ブラジルでの国内消費が増え、かつ、品

                 質の高いものを消費する傾向に変わった。

                 現在では、米国に次ぎ、イタリアを抜き、世界第2位となって

                 います。

                 (これにより、日本はおそらく4位になるかと思う。)


                 最近では、ブラジルだけではなく、中国などの新興国の需要

                 も拡大し始めました。これは生活水準向上による欧米に留学

                 した人々が海外でコーヒーに目覚め、自国に戻ってからもコ

                 ーヒーを飲むようになった。車が売れるからコーヒーも売れる

                 といったところでしょうか?


※以上のようなことから、嗜好品が売れるということは、幸せの象徴である。それと同時に

  珈琲豆の収穫が地球全体の環境変化のバロメーターになる。と私は考える。


※価格の高騰は、生豆の生産が追いついていない。


  現在、生産者は、作付けを増やしています。これが育ち、実を付けるまで4年はかかり

  ます。あと2年すれば、相場は安定してくると思われます。


※コーヒー関連会社、各社お尻に火がついている状況だとご了承下さい。


※当所の焙煎量も少しずつ増えてきており、こういった要因から販売価格の見直しを近日

  中に行います。ご了承いただければと願います。


※農産物の発育の環境保護のためにも、個人、法人の人間生活、身近な環境への配慮

 のご協力と地球人類の暮らしが少しでも豊かになってきているというご理解をお願いで

 きればと思います。


※コーヒー豆の収穫高、消費高は、地球環境保全のバロメーターとなると考えます。