こんにちは。タロットリーダーの歌です。
今日は沖縄でいう「神ダーリー」について書いて行きます。
沖縄に多くいるユタは生まれながらに霊能力を持っている人がほとんどですが、中には途中から目覚める人もいます。その目覚めの段階に現れる症状を神ダーリーと言います。
分かりやすく表現するならば「神に憑かれた」という感じです。
神様がユタの仕事をしなさい!とユタになるべくして生まれた人に取り憑くのです。
うとぅるさよ!!!(沖縄の方言で恐ろしいの意)
そして、神ダーリーになった人は不眠症になり夜は上手く眠れず、浅い睡眠で見る夢はほとんどの場合悪夢で、そして今まで見えなかった幽霊を見るようになったり、不思議な声や音を聞くようになります。実際に声は聞こえなくても頭の中で色んな思考が飛び交う人もいます。
症状だけみると統合失調症のようですね。
私の個人的な意見ですが、もしかしたら統合失調症をお持ちの方の中には「霊的目覚め」を体験している方もいるのではないでしょうか?
もしそうだとしても、周りに理解者がいないとしんどいでしょうね。
神ダーリーの症状は明らかに精神錯乱の状態ですが、ユタは世襲制なので家族はその事を知っています。いずれユタになる人が生まれてくるだろうと。なので家族の誰かが神ダーリーになったら当然格の高いユタに連れて行くことになります。そして、修行の道へ進むのかこれからどうするのかも相談するのです。
ただ、家によってはユタになることを反対する家族もいるので、ユタにさせない為にも心療内科や精神科へ連れて行き西洋医学でその神ダーリー状態を抑える場合もあります。
沖縄では昔からユタの存在は認められていて、神ダーリーのような状態には寛大です。しかし色んなことが科学的に証明されるようになった現代ではユタのことを胡散臭い感じる人も周りに増えていますし、またユタの仕事は簡単な物ではありません。なので神ダーリーが来たから「じゃぁ、ユタになって頑張ってね」とは簡単にはいかないのです。
それに神ダーリーに耐えられなかったら、本当に精神が破綻してしまう人もいます。
これは本当に恐ろしいことだと思います。この話は20年前に現役のユタから直接聞きましたし、ユタに詳しい沖縄の人達は皆知っています。
ちなみに我が家はユタ家系です。祖母がそうでした、私は小さい頃、大きな神棚の前に座り神様とお話している祖母の姿を何度か見た事があります。しかし、祖母は私が小学2年になる頃にはユタを辞めていました。祖母のように途中で辞める人も沢山いますが、それは霊的にあまり良い行いではないようです。
このように沖縄には神ダーリーとか、ユタにまつわる話はたくさんあるのでこれからもブログに書いて行きますね。来年こそはリサーチ込みでユタに行くぞ!
そしてそんな沖縄の神ダーリーのことを小説にした沖縄の作家さんがいます!
池上永一さんが描く沖縄離島の女の子がユタになっていくお話。
ちょっとお転婆な女の子の夢にある日神様が出て来てユタになりなさいと告げます。しかし女の子はなりたくない!って神様に反抗してしまうのです。神様は当然諦めませんwさてさて、女の子はユタになると決めてユタの修行をするのでしょうか。
なかなか楽しく読めるお話なので、是非「パガージマヌパナス」を手に取ってみて下さいね。
これからも、沖縄のスピリチュアルな話を書いて行きますので楽しみにしていてください。





