九月イラスト2 | 唄のイラストブログ

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山田唄のイラストレーションブログです

 こんにちは。あれからまた色々ありましたが、一応元気にしております。

 今回も新作を十五枚載せてみます。

 

 

 この短期間で割かし順調な伸びを見せておりまして、あとは仕事さえ見つかって稼ぎながら細々とでも絵を描く生活ができれば文句ないなと。で、月曜にようやく覚悟が決まりまして、障害者雇用の勉強会に行ってきました。まあその結果は散々だったのですが、現状の社会の障碍に対する無理解を実感できたのは良かったかなと。

 

 尚、昨日創作関係で色々ありまして。

 

 まず、最近描いている絵の中で昨日描いた一枚が久しぶりにツイッターの評価が酷く落ち込んだこと。自分でもそのイラストの不出来は承知していたので当然の結果だなとは思ったものの、素直にショックでした。

 次に、ツイッターに物凄く素晴らしい技術で描かれた絵が流れて来た事。ちょくちょくある事なのですが、今回は気になってご本人のアカウントにお邪魔して、過去のイラストも拝見させて頂いたのですね。自分の描きたかった世界が非常にハイレベルにそこに在り、率直に言って凹まされました。

 更に、某所でフォローしている方がある漫画賞の大賞を取られたとのことで、ネットで無料公開されていたので読んでみたのですが…これが、酷くつまらない。起承転結はしっかりしていましたし、作画の技術も見せ場の作り方もキャラの作り方も一定レベルに達していた。でもそれだけ。光るものが無い。でもこれが大賞を取ったと言う事は、このランクの才能も今の日本では百人に一人くらいのレベルで、本当にヒットする漫画を描けるプロの才能は…。と言う所まで考えて、それを自分に重ねてしまい本当に落ち込みました。

 

 そんな事が重なったため、めっきり自信を失くしてしまい、先程順調に伸びていると書きましたが、果たしてこのペースで伸びて自分はどこまで行けるんだろうかと考えてしまって。

 はっきり言って、絵描きの最盛期は二十代です。私自身もそれはよくよく感じており、数年前に比べ明らかに「熱」が弱くなったと思っている。その分技巧で描くようになって来ましたが、その結果が先程書いた、「大賞だけれど光るものが無い」言ってしまえば「心を動かされるほどのものがない」状態なのではないかと。自分の絵が周囲にどう見えているか、一気に怖くなりました。

 

 まあ、こういったことは定期的にあるので今回も嵐が過ぎればまた一段階心理的に楽になれるのでしょう。今はただ描くしか無いですね。

 

 ではまた次回。