意味などいらない | オクノスタイル

オクノスタイル

福岡を中心に、オリジナル曲を歌ったり、語りと即興音楽のライブをやったり
写真を撮ったり、物書きしたり

日々の様々を自分目線で書きつらねてます



今日の筥崎宮


立ち上る空


見えてなかったものが見える瞬間






先日元同僚に、無職になるんだわーと報告

今私がいるとこと彼女がいるとこはグループ会社でもあり

だからという訳でもないが、いや、だからか
全体的にびっくりしていた



一緒に働いていた当時は、そこまで仲良しという関係ではなかったけど

食い違いとか、反発とかね


なんだかんだあって、おそらく私は本来の彼女を知ることができ

そして彼女も、私を知ろうとしてくれたのだろう、今となっては、大好きな友人だ




彼女は、私ともう一度一緒に働きたい、自分がいるところにきませんか、と言ってくれた


そして、例え奥野さんが犯罪者になったとしても、何か理由があったと思えるし、尊敬の念はかわりません!そのくらい尊敬しています!と言った


メールでのやり取りだったんだけど、思わず笑ってしまった

そして、死ぬほど染みた




まあ、多分犯罪はしないと思うけど笑

犯罪者になっても、私自身を信頼してくれる人がいるということは心強い




気づいたことがある


この人は、人間の奥野さんを全肯定してくれてるだけでなく、魂の奥野さんも全肯定してくれている


彼女は、人に対してそれが出来る人なのだ

存在の全肯定が出来る人



そう考えると、本当に出会えて良かったと思う

20年近くなるけど、会う度にわかることがあって


さわれるほど温かなものが、胸に込み上げる




もうひとつ

私が今友人からこの言葉を貰えたということは、もしかして、私は自分を肯定出来るようになってるんじゃないかと思った



私はずっと、自分を否定していた

色んな計算や思惑めいたこともあったのだろう
生きる術だったとも言えるけど


嫌われることも、好かれることも怖かった



そんな私が、こんな最上級の想いを受け取れている


そのことが嬉しかった






上司が、ファミマの白玉わらび餅を差し入れてくれた

あれ
忘れてたけど、ブログかなんかみて食べたい!と思ってたやつだ




こうやって私たちは、与えられたものの意味に気づかずに、華麗にスルーしてしまってることも多いかもしれない



でもさ

気づこうが気づくまいがどっちでもいいよね




上司と一緒に食べた白玉わらび餅は、めちゃくちゃ美味しくて


それは
今思い出しても、泣くほど楽しい時間だったから



ちゃんと、感じていられた


そんな自分であることに、意味などいらない