20年近く前だろうか、もう名前も思い出せないが、ぼくがかかわっていた編集・校正プロダクションに若くて可愛くて生意気な女の子がいた。
その子がどっかの雑誌に投稿した、マンガギャグが掲載されて、うなったことがある。辮髪って、わかるかな。当時の中国を支配してた「清」=満州人の髪形。
これを後姿(辮髪が腰まで伸びてる)マンガを描いて、そこに「辮髪はやめられる」という1行コピー(メッセージ)を添えたものだった。
アタマの回転のよくない人のために解説するのがいい? そのマンガとそのコピーで、彼女は「今なら原発はやめられるのに」とゆう「隠れメッセージ」を送っていたわけだ。
それでぼくの印象に残っている。最高のダジャレだよとね。
思い出した。90年代初期にこんな表現をできた人は「小峰」という若い女性だった。彼女も今は40代後半になっているはずだ。
スワローズ優勝への道①
Wasedaで一期上の青木のブルワーズ移籍で、彼の打順の前に青木はもういない。彼の守備位置の後ろに青木はもういない。
「守備でも打撃でも自分が一番にならなくてはいけない」
よく言った。今年30歳になる中堅選手としては、遅すぎる自覚のような気もするが、昨シーズンまでは目の上のタンコブみたいに青木がいたからな。
ヒロヤスが内野のかなめとして、また3番を張って3割打つくらいでなければ優勝は近づかない。
このあとパっと立ち上がって室内練習場で特打にとりくんだとゆうから、若くて元気で思い切り鍛えられている。
先輩ライバルは多い。でもスタミナさえつけば、走攻守の潜在能力は読売の坂本を凌駕している。
哲人が遊撃のポジションを自力でつかみとり、川端をサードへ、宮本をコーチ専任へと追いやるようでなければ、スワローズは面白くないし、優勝は近づかない。