あきつ えい とゆうぼくと同世代の女性歌人のうたである。
ぼくはこの短歌が優れているというよりも、身につまされるという感じだ。
もう30年も、彼女がぼくに言い続けていることを短歌にすると、こうゆうことになるのだろう。
あ、こう書くと誤解される。英さんは、ぼくの恋人でも妻でもない。
とても同世代的なうたなのだと思う。60年代生まれのひとには男女ともにピンとこないうたかもしれない。
恋愛とは議論の別名だった世代のうたである。
そしてぼくと彼女は、つまり「わたしとあなた」は恋愛しつつ議論しつつ、孫を持つ年齢になったのである。
恋愛すなわち議論をしなくなったカップルは終わりである。コミュニケーションに欠ける老夫妻への道を歩んでいくしかない。それは幸福なほうだろう。たいていの場合、彼は彼女に見切られ、捨てられる。すでに捨てられているのに気づかない彼もいる。英さんがこの短歌を書いたのが何歳のときであったかわからないが、そうゆう世代のうたなのである。
男のほうが主であり、女は従であり、男のほうが高学歴であり教養があり、女は政治・経済に無知であり、男は出世をめざすのであり、女はその男の子を産み育てるのであり、男は女を「家内」と呼び、女は男を「主人」と呼ぶ……そうゆう性差別の時代が長かったが、それを「公然と」打ち破ったのが、ぼくの同世代の女たちだったのである。キスをする唇がどうじに「あなたの論理はちがう」と動く唇である。
そうゆう「女の夜明け」を代表するような短歌といえる、英さんのこのうたである。
70年代の反動期とゆうのがあって、社会は経済成長の中で保守化した。
そのなかで物心ついた60年代生まれの俵万智は、この短歌をはじめて読んだとき「カッコいいなあ」と思ったそうだ。「どんなに愛し合う人がいても、結局は自分の人生は自分で生きるしかないし、死ぬときは誰もが一人だ」とゆうあたりまえのことだが、恋愛の真っ最中にこうゆう感覚でいられることが新鮮だったと書く。
つまり、俵万智の世代では恋愛は議論ではなく、「いい男に征服されたい」レベルに後退していたのである。
さすがに俵万智は優れている。この短歌の深みにすぐ気づく。
「わたしはわたし、あなたはあなた」とうたっているのではないことにだ。
最初の「わたしとあなた」の「と」は「AND」で、次の「と」は「VS」だ、と私は思う。そして、「わたし」と「あなた」
の間にある、この「と」こそが恋愛なのだろう。それは、二人をつなぐ「AND」であり、二人を一対一で向き合
わせる 「VS」だ。
こうゆう理解は彼女にとってとても大切だったと思う。
ちなみにぼくと妻はおたがいに「一目ぼれ」して恋に落ちたのであって、どちらかが理詰めで口説き落としたわけではない。だが「一目ぼれ」とは何かとゆうことを、いつも議論している。
楽天、ハムを3タテ。ひょっとしたら? なんて思わせるマー君の完投8勝。
藤井シューゴンもがんばってたよ。必死だったよ。6回、2死満塁にしちゃった。1-0でリードしてる場面で、交代を告げられた。結果論かもだが、梨田さん、ここは続投、代打・高須にかけてみるべきだったのでは?
そこで藤井降板。久がでてきた。2死満塁。これは投手がつらい。代打・草野、走者一掃の2ベース。
←写真は楽天スポーツ提供:5-2で完投勝利のマー君と逆転2ベースの草野。
野村のインタビュー
-6回の代打は、藤井投手続投だったら、高須選手を起用するという考えでしたか?
「そう。藤井なら、高須。切り札だよ、左右の。二人とも勝負強い。長打はないけど。草野のホームランは予言してたんだよ。スコアボードが長いこと”(HR)1”だったから、今日あたり”2”になるぞって。」
-同一カード3タテは、4月27日日本ハム戦以来です。
「同じハムか。申し訳ないな、それは。ハムもAクラスの可能性残ってるんでしょ? ここで3連敗は痛いな。相手が楽天だけに余計痛いね。今度はロッテに3タテするか。ロッテに3つ負けていただいて。」
-これで、ソフトバンクと3ゲーム差になりました。
「遠いな。3ゲームは遠い。ここへ来てな。ソフトバンクが5連敗くらいしてくれるといいけど。」
SWALLOWS、カツオで連敗の悪夢のトンネル脱出。
よかったです。ほんとに。打順かえたり、高田さん、苦しみました。
でも、カープは、守備とか、個々の能力においてスワよりレベルが低いことが暴かれました。
もう、奇跡はない。カープがドラに勝つことを祈る。
