「気功技術は必要ない!?」本当に必要なのは○○です。 | ないとうゆうたの気功教室

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セミナーやブログを通じて現代気功を10年以上教え続けています。

「最短最速での覚醒」が僕の活動の中心テーマです!

・Dr.Tomabechi Counter-Brainwash Evangelist
・慶應義塾大学理工学部卒業

「気功技術は必要か、必要でないか?」という論争があります。

実際に、セミナーを受講された方から「気功技術って本当に必要なんですか?」という質問を貰うこともあります。

僕自身はと言えば、セミナーで気功技術を伝授することは現在はありません。


ちょっと前に、気功技術を伝授するセミナーを実験的に開きましたが、やってみた結論としては「やっぱり教える必要ないかなー」でした。

少なくとも僕の教え方のスタイルには合わないように感じています(^^;

あれはあれで良いセミナーではあったのですが。


たしかに気功技術は便利なことは便利です。

技術を単に発火させるだけでもある程度の結果は出る傾向にあるため、気功の初心者の人にとっては特に使いやすくて便利だと思います。

そして気功技術には名前が付いていますから、一覧表にしておけば、どんな技があったかすぐに確認することが出来ます。

ヒーリングがなかなか上手く行かなくて余裕が無くなったときにも、一覧表を見れば「そうだこんな技があったな。使ってみよう」と思って使うことができます。

特に、症状とは関係無さそうな意外な気功技術が突破口になることもあります。

そういう意外な技術を使おうという発想は、一覧表を見ていると思い付きやすかったりします。

他にも気功技術のメリットは様々です。


なので気功技術を伝授して教えるスタイルはそれはそれで良いと思うのですが、僕自身は違った道を選択しています。

そちらの方が僕のスタイルには合っているのと、僕の場では成長のスピードが早いように感じているからです。


ちなみに僕も「伝授」はします。

単に「気の流し方」だけを教えて終わりではありません。

「ヒーリング」ならヒーリングが出来るように伝授をします。

では何を伝授するのか?

それは、

「知識」
「R揺らぎ」
「意識状態(情報場)」

この3つです。

このうちの、

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「R揺らぎ」とは、"内部表現の書き換え"もしくは"情報場の移動"のための方法です。
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「R揺らぎ」のRはReality(リアリティー)のRです。

自分や相手、そして集団のリアリティーを適切に揺らがせることでリアリティーを変化させ、

その新しいリアリティー(臨場感空間)との間でホメオスタシスフィードバックが働くことで、呼吸をするように現実が変化していきます。

「全ての内部表現の書き換えはR揺らぎ」と言うように、「R揺らぎ」はあらゆる書き換えを包摂します。

実際、僕は書き換えは「R揺らぎ」しか行いません。

ヒーリングでも脱洗脳でもコーチングでも、使うのは全て「R揺らぎ」です。

確かに目的や状況に応じて、揺らがし方にコツや違いはあります。

でも、基本的な方法はどれも同じです。

「相手の臨場感空間を適切に揺らがせる」

もしくは

「相手の情報場を適切に揺らがせる」

それだけです。


ここでもう少し踏み込んで「R揺らぎ」の方法を書くなら、

まず最初に「どうしたいか」という"意図"があり、その上で「場を適切に揺らがせる」という2ステップで「R揺らぎ」を行います。

たとえば頭痛がするときに、

「痛みを取る」と"意図"してから、頭の周辺の情報場を"揺らがせ"ます。

揺らがせたら結果が出るか観察をします。

もし結果がイマイチなら"意図"を変えてみたり、また違う角度から"揺らがせて"みて観察をする。

その繰り返しです。

人間関係の書き換えでも同様です。


もちろん場を揺らがせるときには、場を分析するための前提となる"認識能力"も重要になります。

さきほど伝授するものの1つとして「知識」を挙げたのは、"情報場を認識できるようになるために必要だから"という理由が大きくあります。

情報場を認識することが出来るから、場を揺らがせることが出来ます。

(もちろん場を認識することそのものも「R揺らぎ」になります。)


場の認識が重要なことの例えとしては、

物理場において、ティッシュ箱を持ち上げようと思ったら、まずはティッシュ箱がどこにあるのかを認識する必要があります。

どれだけ力を入れようが、違うところを掴もうとしていたら、持ち上がりようがありません。

反対に、場所さえちゃんと確認しておけば、少ない力でティッシュ箱を持ち上げることが出来ます。

むしろ力を入れすぎてはティッシュ箱が潰れてしまうのでダメです。

これは情報場を書き換えるときも同じです。

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情報場を適切に認識して、適切に揺らがせることで結果が出ます。
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(今週末のオンラインスクールに参加する方には、このことを直感的に理解するための、天体に関するとある事前学習動画をお送りしています!)


だからヒーリングでもコーチングでも脱洗脳でも、書き換えが上達するためには「R揺らぎ」を徹底的に上手になることが鍵です。

そのため僕のセミナーではこの点に最大限注力して教えています。

「気功技術の使い方が上手になる」のではなくて、「R揺らぎが上手になる」ことを目指しています。


もちろん「気功技術」の使い方を研鑽することで、「R揺らぎ」の練習になることはその通りです。

いくつかの気功技術を上達していく過程で、どの技術にも共通する1つ上の感覚が見えてくれば、それが「R揺らぎ」の感覚になります。

そうすると全ての気功技術を「R揺らぎ」の抽象度で使えるようになります。

なので教える側がその視点で教えて指導することが出来るなら、「気功技術」を渡していくというスタイルは良いかと思います。


ただデメリットもあります。

「気功技術」の伝授だけであれば割と簡単にできてしまいます。

そのため気功技術は"拡散性が高い"です。

これがデメリットです。

厳密には、「拡散性の高さ」と「技術を上手に使えるようになるまでの手間」との間に、乖離があることがデメリットになります。

要は、気功技術は簡単に広まるけど、それを扱うための実力が置き去りにされがちということです。

結果として、

「気功技術をたくさん持ってさえいればそれで色んなことが出来るようになる」

「だからもっともっとたくさんの気功技術の伝授を受けたい」と考える、気功技術コレクターが量産されることに繋がります。

実力が付いていない内にたくさんの気功技術を持つと、1つの技の使い方を研鑽するのではなくて、

上手く行かないときは、すぐに「別の技術を使おう」という発想になってしまい、1つの技を深掘りすることができません。

「この技がダメなら次はこれ。その次はこれ。あ、なんとなく結果が出たしこれでいいかな」という思考になりがちです。


そうではなくて、本当に学ぶべきは「場を認識する力」と「R揺らぎ」です。

気功技術が派手なこともあって、地味な「R揺らぎ」は置き去りにされがちですが、本当に学ぶべきはこれです。

「全ての気功技術の上位にあるのがR揺らぎ」です。

「全ての内部表現の書き換えはR揺らぎ」なので当たり前の帰結です。


本質的な書き換えの実力を付けるためには、

まずは「R揺らぎ」を徹底的に上手になり、その上で色んな書き換えのレパートリーも知って行ったら良いかと思います。

ちなみに「R揺らぎ」の感覚を学ぶのはそんなに難しくありません。

最初から「R揺らぎ」に特化して教えれば、その日の内に「R揺らぎ」の感覚がかなり掴めます。


あともう1つ。

「「R揺らぎ」だけでは、結局たくさんの気功技術を持っている人よりも出来ることが少ないのではないか?」

そう考える人もいると思います。

実際はそんなことはありません。

さきほど、僕が伝授しているものの3つ目に「意識状態(情報場)」と書きましたが、これがあるから大丈夫です。

「意識状態」と「情報場」はセットです。

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意識状態が変わるとアクセスする情報場が変わります。
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もちろん反対に、アクセスする情報場が変わると意識状態が変わるとも言えます。

高級ホテルに行くと気分も姿勢もシャキッとするのは、高級ホテルの情報場にアクセスしたことで意識状態が変わったからです。

意識状態が変わると身体も変わります。


そしてヒーリングを教えるときは、僕は「ヒーリング情報場」を受講した方に渡しています。

この情報場にアクセスした状態で「R揺らぎ」を行うと、ヒーリングの方向に相手の場を移動させることができます。

ヒーリングに関するありとあらゆる働き掛けのエッセンスが入っているのが「ヒーリング情報場」です。

口内炎を治すことも、自律神経を整えることも、癌を根治させることも「ヒーリング情報場」に入っています。

だから相手を「ヒーリング情報場」で揺らがせると、身体が健康になる方向に自分の状態が変化します。

たくさんの気功技術の伝授を受けていなくても、既に大量の技術を内包した場を伝授していますので、何の問題もないわけです。

(そういう意味では「ヒーリングに関する全技術を伝授している」と言えなくもありません。)


もちろん「そういう働き掛けの切り口もあるのか」と学ぶことによって、「R揺らぎ」の効果が上がることはあります。

たとえば「常在菌が心と身体の健康状態に大きく関係している」という知識があるかないかで「R揺らぎ」のレベルが変わります。

より良く場を認識できるようになるからです。

だから色んな気功技術を知ることで、知識を増やすことはありです。


ということで、

僕はセミナーでは「知識」「R揺らぎ」「意識状態(情報場)」の3つにフォーカスして教えています!

それもあってか「内藤さんのセミナーは他の方とは教え方が違いますね」とよく言われます。

この教え方のスタイルがハマった人は、その後も継続して受講して貰えているように思います。

ちなみにセミナーでは「気功針」という技を教えたりもしていますが、これも気功技術としてではなく、「R揺らぎ」の1つの方法として教えています。

(揺らがせるときに、針で突くように場を揺らがせるという方法です。)


あとはセミナーのテーマごとに、異なった「情報場」を講座で伝授しています。

ヒーリングなら「ヒーリング情報場」を、脱洗脳なら「脱洗脳情報場」をです。

教える機会が少ないですが「美容情報場」もあります。

「大周天情報場」も「リラックス情報場」もありますが、この2つはかなり重なりあっている部分の大きな場です。

スクールやパーソナルセッションではもっと強烈な情報場も伝授しています。(もしくはセミナーの情報場をさらに深淵まで伝授しています)


ということで(2回目)、ずっと書こう書こうと思っていつつも、なかなか記事としてまとまらなかったことを今回は書きました(^^)

「そういう考え方もあるんだな」と、何かしら響く部分があれば幸いです。