12月議会の話がまたまた間遠になっていました、スミマセン…。

注目の給食センターの増額の案件は、タウンミーティングや個人的にも多くの方に説明してきました。

(なのでここでは中身に関して言及しません。ご意見や疑問は個別に受け付けます)

結局、どこに問題があったのかと尋ねられると、私は決まってこう答えました。「全ての方に責任がある」と。勿論責任の軽重はあります。しかし、誰が悪いとかではない。町長をはじめ行政全体、施工業者、設計士、議会、町民全てです。私が思うに、悪意を持ってやったという人はおそらく居ないでしょう(と信じたい!)。ただ、皆さん良かれと思ってやってきた行為、知らずに進めてきた事、チェックを怠っていた事、興味を持って接してこなかった事など様々な要因が絡み合って、この様な結果を招いたという事だと思います。本来であれば、町全体で知恵と身体を絞って、増額分を(借金として先送りするでなく)ねん出すべきだと考えましたが、残念ながらその意見は受け入れられませんでした。

そうして、一旦結論は出ましたが、皆さんとても興味を持たれていたという事がわかり、行政が進めていくことに興味を持つ、自分事として考えるという、“町民民主主義”の第一歩なのかなと嬉しく思ったりもしました。

その一方で、給食センター問題を通して、今後の町財政がどうなっていくのか、不安しかありません。今年以降、様々な施設の新設・改築が行列をなして待っている状態です。このままでは財政破綻する!そろそろハコモノの在り方も考えていかなければなりません。ということは、町民の皆さんに“痛みを伴う”改革に理解を示してもらい、一緒に考えていくという事です。私たちも批判を浴びるのを承知で進めていく覚悟です。そこはご理解下さい。

今後は、建設された給食センターをどう運営していくのか、ソフトの戦略をしっかり立てていきたいです。町が勝手に作って行くのではなく、関係者すべてを巻き込んで、議論しながら決定していきたいと思います。

皆さんしっかと注視して下さいよ!