先日地方統一選挙前半戦が終わりました。島根は県知事・県議選が行われました。

全国的に見て、色々思う事はありますが、それはそれで胸にしまい込むとして笑。

 

 いつも思う事ですが、政治って何だろうか?

普段は饒舌な人が、こと政治の話になるとだんまり、

政治的発言は、すーっと引き潮のように人が離れていく、

政治を語りだすと、急に色眼鏡をかけた視線を感じる。

 

 私は政治学は好きだけど、別に政治的な発言が好きではない、

私は議員のはしくれだけど、政治の塊を常に抱いているわけではない。

政治は白菜の値段と同額であり、赤ちゃんの泣き声を真似る、時には酒臭い吐息に潜む事も。

つまり、いくら避けても避けても、私たちの隣に座っている影のようなものだ。

そう毛嫌いせず、ざっくばらんに話せないものだろうかと思うのですが…。

 

 そんな政治の世界に入ってもうすぐ1年。何も変わらない町で、何か変わってきているような気がします。

私たちの不器用な表現力に、多少なりとも反応がでてきたようです。いやそうではないかも。

声なき声、小さな声、愚痴、様々な言葉が飛び交っていたのを、私たちがようやく気付いて、キャッチ出来るようになったのか。

 

 とにかく今のままではいけないな…、そんな空気は肌で感じます。

ただ誤解しないで頂きたい、それは決して町のトップを代えろという単純な話ではない。好き嫌いではいけません。

おらが町に明確なビジョンを持たせてあげたいだけだ。100年続くおらが町。そのために何をしたらいいのか、そのためには今やらなくていい事もあるはずだ。それをみんなで考える・議論する・計画する・実行する。

 

 そんなエラソーな事を言っても、失敗はつきものです。失敗はいい、チャレンジするのであれば。

民主主義は数々の失敗を重ねながら成熟してきた。

私たちの町づくりも小さな失敗をしつつ、理想の実現に向けて努力してみましょうや。

 

 最後に。

政治の話を、政治としてでなく、身近な話題の対話として、遠慮せずに、政治を話していけば、きっと政治が変わると思います。

なんてね。