私が高2の2学期に「東大を目指す」と言いだした時、私の両親は怪訝な顔をした。

無理もない。毎年5人くらいしか東大に行かない高校で150番くらいなのだから。

父(高卒)にいたっては、「東北大くらいにしとけ」という始末。でも、ちょっとは子供を信じて応援してくれてもよかったんじゃないかな。

 

多くの人は東大を目指すことさえしないのだろう。「自分なんか無理だ」と思ったり「お前には無理だ」と言われたりして。でも、東大の定員は3000人くらい。国立でもっとも多い(確か)。文科一類は当時定員が700人くらいだったと記憶している(その後法科大学院ができたときき削減される)。3000人とか700人なら、もしかして行けるかも気がしてこないか?。しかも倍率は3倍以上にはならない(足切りがあるからね)。

 

私は、いちおう進学校だけど全国的にはたいしたことはない高校の、真ん中よりちょっと上くらいの成績の自分が、東大を目指して勉強することによって、どれだけ東大に近づけるのか、を試してみたいと思ったのである。

 

現役合格を目指すけど、一浪まではOK。1990年代当時は「一浪とかいて”ひとなみ”と読む」などと言われるほど、1年くらいの浪人は普通であった。だが、もし、一浪してもE判定しか出ないようだったら、あきらめて志望を下げようと思っていた。

 

1990年秋、私の高2からの最長?2か年計画の東大への挑戦が始まった。