歌の手帖6月号、氷川きよしさんの悩んだ8曲 | 月刊歌の手帖 編集部ブログ

皆さま、ゴールデンウィークは

楽しんでおられますか?

 

さて、歌の手帖6月号の

巻末楽譜特集は

氷川きよしさんの

ベスト選集を

掲載しております。

そのことについて、

ちょっと長く書かせていただきます。

今年の氷川きよしさんの

デビュー記念日である

2月2日に発売された、

氷川さん初のベストアルバム

『氷川きよしベスト』。

 

この3枚組ベスト盤の中に

『天空の夢』『さくら巡礼』

という2作の新曲が

収録されております。

これがとても魅力的な曲で、

「あの歌の楽譜を掲載してほしい!」

という読者の皆さまの声が多数

編集部に届いたんですよね。

 

それなら、

その2曲の楽譜にプラス、

Kiinaさんのベスト盤から、

選りすぐった8曲の楽譜を載せて、

氷川きよしさんの作品特集をしよう!

となりました。

いや、

それにしても

氷川さんの作品から

8曲を選ぶというのは

すごーく難しかった。

個人的にも

思い出深い作品が多いですからね。

 

とりあえず

今回掲載したのは

新曲の

⑨『天空の夢』

⑩『さくら巡礼』

以外は、

①箱根八里の半次郎

②大井追っかけ音次郎

③きよしのズンドコ節

④星空の秋子

⑤白雲の城

⑥虹色のバイヨン

⑦男花-シングルバージョン-

⑧限界突破×サバイバー

という8曲です。

 

とりあえず

①②③④⑤⑧

という6曲は

絶対にはずせない

大ヒット曲であり

代表作ですよね。

 

とすると

あと残り2曲…。

 

あと2曲って…(汗)。

 

まずは氷川さんを語る上で

外せないリズム歌謡曲路線

『ときめきのルンバ』

『虹色のバイヨン』

『情熱のマリアッチ』

『愛しのテキーロ』

の中から、

カラオケ人気や

ファン人気、

コンサートでのインパクト、

過去の氷川さんのインタビュー

などを鑑みて、

『情熱のマリアッチ』と悩みつつ、

最終的に『虹色のバイヨン』

を選ばせていただきました。

 

そして残り1曲は、

過去にファンクラブの

人気曲投票で2位となり、

氷川さん自身もお気に入り曲で、

僕自身も大好きな

『男花-シングルバージョン-』

を選びました。

この歌、かっこいいんですよねぇ。

こんな素晴らしい歌、

もっと色々な方に聴いてほしい、

という思いも込めて。

 

 

いや、でも

まだまだ掲載したい歌が

いっぱいありました。

個人的に沖縄イベントや、

銀座三越屋上での夏祭りなどの

思い出と重なって大好きな

『きよしのドドンパ』を

本当は載せたかったです。

 

そして『面影の都』とか

『玄海船歌』も

改めて今回ベスト盤を聴いて、

良い歌だなぁ…と思いましたし、

『櫻』『母』も

心に沁みるんですよねぇ。

 

あと、

日本レコード大賞受賞曲の

『一剣』もありましたしね。

最近の

『碧し』『南風』

『群青の弦』『甲州路』

も良いんだよなぁ。

 

また

ベスト盤に入ってないですけど、

福岡とびうめ国文祭イメージソング

『人生号 JINSEI-GO! 』

も大好きな作品。

これは厳密に言うと、
KIYOSHI名義の歌なので、
ベスト盤には収録してないですけど、
違う機会に収録してほしいですよ、
コロムビアさん(笑)。

 

というわけでも、

他にも魅力的な歌は

いっぱいありますし、

ファンの皆さま、それぞれに

「これは外せない!」

「なんで、あの歌が入ってないの?」

「この歌も入れてほしかった!」

という曲があると思います。

 

そういう方がいらしたら、

本誌の読者はがきのリクエスト欄に

氷川さんの

希望曲を書いてお送りください。

 

ぜひ、また機会を見て、

氷川きよしさんベスト楽譜特集の

第2弾を企画したいです。

改めて、

氷川きよしさん、

良い歌、いっぱいあります。

今回のベスト盤に入ってないけど、

最近の

『雷鳴』とか超かっこいいし、

Kiinaさん作詞の『Father』も感動的です。

 

こうやって考えると、

コテコテな演歌から、

最先端のポップスや

キレッキレのロックまで、

どのジャンルも唄っても

お世辞0.1%もなく、

超素晴らしい。

 

こんな歌手、他にいないんじゃないですかね。

 

今年のゴールデンウィークもあと僅か。

ぜひアルバム『氷川きよしベスト』

を聴いて、

そんなKiinaの類い希なる才能に

感動してみてはいかがでしょうか?

 

村田