3月28日
和歌山釣行
伝説の磯
一年ぶりに立ち、心熱くなる。
新月・大潮、下げの潮が走る。
沈黙を破り、今日も嫁の竿が曲がる。
春烏賊第二号。
産卵を意識した綺麗なメス。
ヒット餌木は餌木猿12号。
桐ボディが生み出すイレギュラーダート
揺るぎなき信頼関係、まさに餌。
すぐに計量、
泣きのキロ切れ。
勝者… 勝利のガッツポーズ。
敗者… お手上げのパ~。
やはりこの日もわたしに烏賊は来ず。
これにて終了、諦めません釣るまでは。
いつもなら磯からあがると直ぐに帰るが、
この日は温泉街を散策する事に。
南紀熊野名物
めはり寿司、生マグロ、…。
いい仕事します、二代目。
お腹も満たされ、次に風呂屋を目指す。
途中の神社、
釣れた事に感謝し、手をあわす。
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
43,6度、毎分104Lのお湯が
絶えまなく溢れ出る。
地元の漁師と入る風呂は、
〝帰るのを忘れるほど〟と称される。
その言葉に偽りなし。
わたしの聖地、和歌山。
この海には夢がある。
いい湯、いい味、いい船長。
大好きなこの湾できっといつか夢叶えます
苦労した分、感動は大きくなると信じ、
栄光に近道なし。