東京都の教員採用試験の合格発表があり、引き続き大量採用が続いています。特に東京を目指している方にとっては、今が大チャンスです。次年度の試験日も発表されましたが、2025年の試験日は7月6日です。他の自治体も来年の試験日を発表しており、今年の日程を基準にしているようです。

 

東京の体育教員募集:倍率は他の自治体よりも低め!

東京では、体育の募集が小学校・中学校・高等学校で共通となっています。体育教員はどこの自治体でも人気で、倍率が高い傾向がありますが、東京では4.7倍と比較的低い倍率となっています。
この「小学校・中学校・高等学校共通」の受験区分では、中学校と高等学校の両方の免許状を持っていれば受験できます。体育の教員を目指す方は、ほとんどの方が両方の免許を取得しているでしょう。
ただし、「高校の体育教員になりたい」と思っている方にとって、この区分は少し不安かもしれません。なぜなら、この区分で合格した場合、どの学校に配属されるかは分からないからです。結果的に小学校や中学校に配属される可能性もあるため、敬遠する方もいるかもしれません。

 

配属先の不安?企業と比較してみれば…

ここでふと思ったのは、企業での就職の場合も、自分の希望する部署に配属されるとは限らないということです。むしろ、希望が通ることの方が少ないことも多いのではないでしょうか?
そう考えると、配属先がどこになるかは分からないとしても、まずは体育教員になることが最も大切なのではないかと感じました。

 

小学校の体育教員についての意見:専門知識が重要!

「小学校免許もなく、小学校の発達段階が分からない人が教えるのはどうなんだ?」という意見もあるかもしれません。ですが、私はこう考えます。体育の専門知識を持った教員が教える方が、子どもたちにとっても良いのではないでしょうか?
小学校の先生たちにとっても、体育を専門教員に任せることで負担が減り、他教科でより質の高い指導が可能になると考えています。