12年前のブログが『いいね』をされていて読み返しました。

 

『個人面接の場合は、受けるにあたって心構えが大事だと思います。 以下、その心構え:

  • 楽しく会話しに行くと思うこと
  • マニュアルは通用しない
  • あらかじめ用意した回答だけでは勝負できない。アドリブも必要
  • 背伸びしない。優等生にならない
  • 一方的に話さない

本命以外の自治体を受験して、面接で思わず高得点を取る場合があります。それは「落ちてもいい」という意識がリラックスにつながり、自分らしさを出せているからでしょう。「楽しく会話しに行くなんて無理」という人がいるかもしれませんが、本当に教員になって伝えたいことがあるなら、その思いを伝えたいと思うはずです。伝えたい内容があるからこそ、初めて話ができるのです。伝えたい内容が無いなら話はできません。池上彰も「話したいことが無いのなら話をすることはできない」と語っています。思いを強く持ちましょう!』

 


当時、引っ張りだこだった池上彰を引用しているのは個人的に笑えましたが、新鮮な話の内容だなと、自分で書いたものとは言え感じる部分がありました。指導経験が長くなると近視眼的な指導になってしまうことがあり、教育時事的な内容や背景、自治体の傾向など細かい部分に指導をしてしまうことがあります。「木を見て森を見ず」になってしまうのです。面接とはコミュニケーションの場であり、お互い楽しく会話できることが大前提であるわけで、いかにも面接をしているという内容になってしまえば評価も伸びません。いい勉強になりました。