阪神タイガース激動の一日でした。ここでにわかに注目されてきているのは来年の監督はもちろんのこと組閣です。コーチ陣を一旦白紙にして、誰を呼び、どのように配置するか、一からやり直さなければなりません。ある意味、監督選びよりもコーチ陣をどのようにするかのほうが、大切な作業です。私自身、面接指導する上で、『コーチング』について多く学んできました。研修も受けたし、多くの書籍を読んできました。まず、『コーチ』という、語源なのですが、それは【馬車】です。コーチというブランドのロゴには馬車のマークがありますよね。

 

『コーチ』には「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味があります。そこから派生してコーチングは、「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。コーチングの定義は、「目標達成に必要な知識、スキル、ツールが何であるかを棚卸しし、それを個別対応で備えさせるプロセスである」と定義されています。言い換えれば、コーチングは「自発的行動を促進させること」なんです。私の面接指導は「コーチング」を母体としたものです。目的は、「行動の変容」です。ここが無くては成長しない。つまりは

『合格できない。』

私は面接指導をしていく上で、相手が何を考え、どのような価値観を持ち、どのように行動しているか、双方向のコミュニュケーションを図りながら、相手を知ることに集中します。そして目標達成のためには何が必要か、そのために何をしていかなければならないか、をお互いに

考えます。何より最初は1対1の会話を重視します。昨日も言いましたが、これだけ価値感が多様化し、個人差がある中で、一つのやり方を押し通したり、同じ言葉をかけたりしたところで、当然相手によって受け止め方は全然違います。だからこそ、個別対応が求められるのです。

目標が明確になれば、『行動する』ことが必要不可欠なのですが、言われてするのでなく自分のことと受け止めて『自発的に』しているかどうか、そこが大きなポイント。これも人によって違います。新教舎の面接指導(Fコース)は無制限です。これは、一度受けたからといって、すぐに成果がでるとは限らないから無制限としています。継続して働きかけていくことで、自分で気づき、自発的に行動して徐々にパフォーマンスを向上させていく必要があるんです。2回、3回の指導ではそれほど変わらない人でも、5回、10回と指導を受ければ、必ず変化が見えてきます。