得てして教員を目指す方々は、実直で真面目に試験に取り組んでいます。しかし、そのような受験生に対して不誠実だなあ、と思うことがあります。圧迫面接というのがあります。しかし、この圧迫面接というのは、『これが圧迫面接』という決まった定義はありません。例えば、Aさんがいてるとしましょう。多少のことでは物怖じせず堂々としています。そんなAさんなら、多少、意地の悪い面接官であっても、何とも思わないかも知れません。よってAさんにとっては普通の面接。しかし、Aさん以外なら、それは圧迫面接と感じるかも知れません。よって一概に、このような面接が圧迫面接とは言えないのですが、『それはないやろう』という面接があります。例えば10年、20年前の経歴を根ほり葉ほり質問する、はるか昔の大学の研究テーマ、「もし、〇〇ならどうしますか?」という質問を、現実ではありえないような想定で追い込むこれは、何を意図しているのかわかりませんが、私は、面接官という強い立場の人のいじめではないか、と思ったりします。誠実に真面目に答えようにも、昔の話、現実ではあまりないような話に答えられるのか?「忘れました」、「その時ならないとわかりません」面接本番で言えますか? そんな、面接、意味あるのか?