金本選手に決まりました!!

選手としては超一流、指導者としては未知数・・・。ファンは期待と不安がいっぱいでしょうね。

阪神の監督候補の中で岡田元監督の名前があがっていました。私の見立てでは、指導者としては超一流、監督としては1流半といったところでしょうか?監督としてなぜ、超一流でないかというと情が入り、勝ちきれなかったから。最後、監督を辞める時、多くの選手が泣いているのをみて「ええ、おっさんやってんな」と思ったものです。ただ、指導者としてはクビになりかけた藤川球児選手をあれだけの選手に育てるなど、相当な手腕の持ち主です。以下、の記事を読んでください

 

BASEBALL NINEより

引用開始

★「技」なくして成長なし

○指導において「心技体」という言葉がよく使われますが岡田さんがとくに重視していたことはありますか。

岡田 「プロにおいては、技が最初。おれの考えでは、技心体。なぜかというと、今の子たちは技を教えないと興味がなくなる。『一軍ではこんなすごいことをやらんと通用しない』という視点で教えると、興味を持って練習する。そうやって練習すれば、自然と体力も付いてくるから」

○体が先ではないと。

岡田 「そう、ただ、今は体が先になっていることが多い。体の筋肉を作るだけのウエイトトレーニングをやっていても、野球はうまくならない。野球の筋肉ではないからね」

○体だけなら二軍のほうがいいという声も聞いたことがあります。

岡田 「そうそう。二軍にもいい体の選手はいっぱいおるからな」

○「心」という点では、ファームは一軍に比べると失敗してもいい場とも考えることができます。そのあたりで、心がけていた言葉がけなどありますか

岡田 「何っていうかな、わかりやすくいえば、自分に正直になればいいわけよ。技術も心も未熟。打てないのが当たり前。それを素直に認めるところから始まる。認めないとうまくなれないからね」

○高校球児にもそのまま当てはまる話でしょうね。

岡田 「たとえば、ストレートで空振り三振をしたとする。ベンチに戻ってきたときに、『今の球、何やった?』と聞くと、何も答えない。でも、フォークで三振すると、『フォークです』と答える。フォークなら三振してええんかいって。

○ストレートが打てなかったということは、バッターのプライドとして許せないのでしょうか。

岡田 「それはわからんけど、できないことを認めないと次には進めないからね」

○「自分に正直になる」「できないことを認める」。胸に響く言葉です。球児のみんなにも伝えたい言葉ですね。

引用終了

 

この中で凄く共感できた言葉があります。

 ・今の子たちは技を教えないと興味がなくなる。

 そうなんです。私も講義や指導の中で感じています。テクニック的な内容には皆、興味津々なのですが自分自身の高め方など、時間がかかり面倒くさい話には興味を示さないんです。

 

 ・「自分に正直になる」「できないことを認める」

 この言葉は、どうしても教員になりたい、という方に送りたい。筆記試験の場合は、できない自分を認めることはできるのですが、面接になるとそうではありません。

「面接官との相性が」

「あの質問にこたえられなかったから」

「あの人が通って自分が通らないのはおかしい」

 

など自分を肯定してしまいます。

 

やっぱし、できない自分を認めるないと成長はありません。