事務所の本棚には多数の面接の役立つ書籍があります。教員採用試験に関するもの、就職活動対策、就活マニュアル、転職必勝法、話し方、おもしろい話とは、心理学、元面接官が書いた本、池上彰のベストセラー本など。興味深く勉強になる本もあれば、買って損した・・・・

という本も多々あります。とくに就職活動マニュアル本など就活に関するものは外れが多い気がします。ある意味これは仕方のないことです。

マニュアル本はその内容が物事の本質に迫っているかどうかで売り上げが比例するのでなく面白いかどうか、就活に関していえば、少ない努力で最大限の効果が出る(実際そうではないのですが)と思ってもらえる内容が中心となるからです。(こういった類の本は帯が大げさです)

ダイエット本で、毎日食べる量を減らして運動しよう、という本なんか売れません。震えるベルトをまいて2週間過ごしたら勝手に腹筋が振動してウエストが細くなる、そういう話のほうがみんな好きですよね。就活本で一問一答の受け答え、面接テクニックなどの内容が中心になるのは

そのためです。私は、私の面接指導を通してなにかヒントを得て、皆さんが思い描く人生や夢、目標のスタート地点に立って欲しい、それが願いです。私の大学の後輩も私が言った何気ない一言を真剣に受け止め、すぐに行動し見事、目標企業に内定をもらった学生もいました。楽をして得ることはたかが知れているわけです。