国語

国語は、漢字、熟語、部首、ことわざ、漢文、古文等が今年度は出題されています。それに加えて文法、敬語等も過去の出題から予想されますが、地道な学習をすることで点数源にできます。教員採用試験の問題集なら、これも時事通信出版の「全国一般教養過去問」が良いです。2024年度の問題集はまだ発売されていませんが、とくに年度にこだわる必要もないのでメルカリあたりで2020年度あたりから手に入れてもいいかと思います。もっと勉強したいのであれば、高校受験の問題集になりますが、これは数多くあるため、大きな本屋に行って、実際目を通して決めましょう。私は梅田茶屋町の丸善ジュンク堂書店によく行きます。

 

社会

社会は範囲が広く受験勉強だけでは点数を取れるかどうか…。というのも今年度に出題された公職選挙法、デジタル化、伊東博文等の出題は問題集や参考書だけでは対策は難しく、まさに試験の名の通り一般教養的な知識であります。この分野で点数を取るには、自分の興味関心や見識を広めるというのが求められます。かと言って、中々、皆さん時間が取れないという事情もわかりますので、公務員試験の時事対策本を手に入れるのがいいかと思います。実務教育出版「公務員試験 速攻の時事」を一冊挙げておきます。小学校受験者は専門教養をベースに学習し、延長線上として上記の考え方で対策をしましょう。

 

数学・理科

今年度は、数学が過去問からの傾向と大きく変わっています。難しくなりました。理科は例年、難易度の高い問題があり今年もその傾向を引き継いでいます。繰り返しになりますが、小学校受験者は、まずは専門教養の学習をベースに一般教養対策をしましょう。まず、数学の一般教養対策ですが、今年は「箱ひげ図」が出際されました。「箱ひげ図」は学習指導要領の改訂にあたり、高校の数1から中学校2年に降りてきた内容です。兵庫県では、数学以外でも統計や表の読取りが増えていることから、データ分析の対策は必要です。詳しく調べてみたのですが、2022年実施の高校入試でも22都道府県で出題されているそうです。新教舎の平日筆記コースでは、兵庫県の対策として「近畿の高校入試 数学 2023年度受験用 (近畿の高校入試シリーズ) 英俊社編集部 (編集)」を使用しています。お勧めです。今年度の数学あと3問を見れば、四則計算、円、魔法陣が出題されています。どちらかと言えば中学入試ですね。「中学入試 合格トレイン 英俊社」という問題集で、類似した問題があります。でも、ここまでする必要があるのか‥‥?余裕のある人は対策をしてね。小学校受験者は、数学・理科が苦手であろうがなかろうが、英語と同じく克服しないと合格はもらえません。小学校以外の受験者で、数学・理科が苦手な人、どうすればいいのか? 原理原則なら「頑張ってください」なのですが、相当な努力がいりますので、しつこいようですが、「まずは専門教養の高得点をめざす勉強」を大事にしてください。その上で、数学・理科は、「基本的な問題が出題されれば解けるように準備・対策をしておく」ことでしょうか。時事通信出版の「全国一般教養過去問」をひたすら解きましょう、と言っても苦手だったら解説と答えを見てもわかりませんよね‥‥。うーん‥‥

 

兵庫県の教員採用試験の1次試験は、一般教養と専門教養、集団討論、加点の合計で合否が決まります。集団討論では大きな差を感じないので、筆記試験の出来が1次試験の合否に直接影響を与えていると考えて良さそうです。2023年度の筆記試験では、一般教養が難しかったという声が多数、新教舎にも寄せられています。対策をするにしてもどのようにすればいいのか悩むところですが、まず大前提として、一般教養と専門教養の配点の比率を考えなければいけません。一般教養:専門教養=1:2ですので、多少一般教養でしくじったとしても、専門教養で高得点を取ればクリアできる場合があるわけです。実際、今年度の小学校受験生で一般教養が5割程度だったにもかかわらず、小学校専科をほぼノーミスの受講生は1次試験をクリアしていました。このことからも、あくまで大事なのは専門教養であるというとを念頭に、一般教養の対策を考えていくことが必要です。今年の問題を見る限り、いかなる対策をしたとしても9割以上は至難の業ですので、『一般教養は8割目標で対策をして7割取れれば上出来。勝負は専門教養』という考えにシフトすることが次年度への対策としてはベストだと思います。こうした考えの元、一般教養対策を考えます。

・教職教養

 教職教養は出題数が多く丹念に学習していくことが必要です。数年前までは、人物名を機械的に答えさせるような淡白な問題もみられたのですが、昨年、今年は時事的な内容の理解を求める問題など一筋縄ではいかない出題も増えました。兵庫県の受験生は、教職教養を後回しに学習する傾向がみられたのですが、ここは考え方を改め、教職教養に力を入れていく必要があります。教材に関しては時事通信出版さんの「全国過去問集」をお勧めします。教職教養で点数を取るには「暗記、理解、感覚」です。問題をひたすら解くことでこの3つは培われます。時事的な内容は、これも時事通信出版さんの月刊誌「教員養成セミナー」をかかさず読みましょう。

英語

 小学校受験者は、専門教養の英語もあるのでその学習をメーンにして一般教養対策をしましょう。一般教養では、会話、熟語が中心ですので、問題集としては、英検の3級、準2級、できれば2級までクリアして欲しいです。小学校受験者で、「どうしても英語が苦手」という方もいてると思いますが、苦手なままにしていては合格はできません。理由としては、小学校専科、一般教養とも兵庫県の英語の問題は難しくないからです。英語が苦手な人にとってはハードルが高いかもしれませんが、「まずは英語から」と思い頑張って欲しいです。

昨日に奈良県教育委員会より、2024年度奈良県教員採用試験の変更点が発表されました。大きく変わります。変更点を簡単にまとめますと(詳しくは各自、奈良県HPをご覧ください)

1 奈良県に講師経験があれば条件はあるものの1次試験の筆記試験が免除

2 集団討論が2次試験に

3 模擬授業が廃止になり、代わりに個人面接内で教科指導に関する質問

4 小学校の実技がなくなる。合格後実技指導講習

 

2023度の試験では、新教舎受講生は全員1次試験をクリアしてました。筆記試験の合格への比重が下がっている現状、1に関してはそれほどメリットはないかもですが、養護教諭、体育など倍率の高い受験生で、筆記試験に苦労をしていた方は朗報です。2に関しては、集団討論の点数が合否に直結する可能性がでてきました。3は大きな変更です。奈良県の2次試験では、10分間で事前課題発表の模擬授業がありました。10分間の模擬授業自体はそれほど難易度が高いものではありません。事前に課題が分かっているので、直前でも対策できます。また内容よりも非言語的な要素も得点に影響を与えます。どちらかと言えば、模擬授業後、個人面接内で課される授業に関する質問が難しかったです。今回の改訂では、『教科指導に関する質問』とありますが、どのような型式、時間配分等、わからないのですが、おそらく難易度が高いことは予想できます。何を持って難易度が高いと言うのかと言えば、教科指導に関する日々の取り組み、意識、教科の理解・本質が問われるからです。この対策は1日2日ではできません。学習指導要領と学習指導要領解説を読込み、ICTを活用し、指導計画をこしらえPDCAに取り組んで初めて対応ができるのではと思います。筆記試験の負担が減った分、それ以上に日々の教育実践に取り組んでくださいね、ということではないかと考えています。

2023年度 奈良県の合格発表が先週の金曜日でした。合格された方は本当におめでとうございます。惜しくも合格できなかった方、悔しい気持ちを来年に晴らしましょうね!やるしかありません。今年度の奈良県の教員採用試験を総括すると、1次試験の筆記試験と集団討論の突破率は例年より高く、2次試験の模擬授業と個人面接は例年のごとく難しかった印象です。結果から推察すると奈良県の2次試験は目に見えるほど大きな点数の差がなく、合格ボーダー付近はひしめき合っている状態と考えています。わずかな差ではありますが、簡単には埋まらない差です。1年通して何より力をつける必要があります。

 

 

 

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