たいまつ 7月号

たいまつ

▼広島市議会で世界平和の祈りの塔「ヒロシマピースツリーについて」質問した。Ｇ７広島サミットでは、国内はもとより全世界から注目を集め、広島市民も開催に協力して、歴史と記憶に残るサミットになった。そこで全世界に向けて平和を考え平和を感じ平和を生み出す、広島を世界平和の聖地にするための展望台の建設を考えたらどうかと提案した。ぜひ、この機会に広島のシンボルとして世界中から注目される「ヒロシマピースツリー」を建設して更に広島の観光の目玉として盛り上げてもらいたい。

▼「被爆地広島から世界へ」、Ｇ７広島サミットは核兵器廃絶へ向け大きなインパクトとなった。閉幕後は広島を訪れる外国人もかなり増えた。原爆資料館はサミット後７月中は閉館時間を１時間延長し、午後７時までとしている。資料館の担当者は「外国からの来館者が目立って増えている」と話す。

▼広島は被爆７８年の夏を迎える今年は式典の参列者席も７千席とし、国際会議場にも２千席が設けられ、平和宣言にはＧ７サミットの願いが盛り込まれることになっている。

▼牛田地区原爆死没者追悼式典は８月１日午後７時から予定されており、今年も深い祈りをささげたい。