新春放談(たいまつ)1月号 | 碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba

新春放談(たいまつ)1月号

牛田にゆかりの岸田総理

▼岸田文雄衆議院議員は昨年10月に内閣総理大臣に就任しました。被爆地広島からは30年ぶりの総理大臣となりました。岸田総理は、牛田地区の盆踊り大会、かうちゃん祭り、ほおずき祭りなど衆議院議員になる前から参加いただき、大変お世話になっており、牛田にゆかりがあります。感染が急拡大している国難である新型コロナウイルス感染症対策や経済再生などに、日本のリーダーとしての取り組みなど、一層活躍されることを期待しています

核廃絶への決意

▼7年前広島市議会議員が超党派で設立した「核兵器廃絶議員連盟」(碓井法明会長)は長崎市議会とも連携し、核廃絶への活動を進めてきました。昨年はさらに核廃絶へ向けて運動の強化を目指し、「広島市議会平和推進会議」と名称を改めました。今年は(昨年発効した)核兵器の開発や使用など全面的に禁止する国際条約「核兵器禁止条約」の第1回締約国会議が3月オーストリアのウィーンで開催されます。(批准国は昨年12月15日時点58ヵ国)被爆地広島からも「日本はオブザーバーとしてでも参加すべきだ」と強い声が上がり、今後は広島・長崎だけでなく取組を全国すべての政令指定都市に呼びかけて核兵器廃絶への機運を高めていく決意でいます。被爆国被爆地の願いが届くのはいつか注目したい。

サッカースタジアム着工

▼待望のサッカースタジアムがいよいよ2月に工事を開始することになりました。市中心部へ新しいサッカー場を作って欲しいとの希望が実現することになり、紙屋町周辺や基町・白島など街の活性化に期待が寄せられています。建設場所をめぐっては、4年前広島市が予定地について議会に示し、旧市民球場跡地を含む中央公園広場一帯に「イベント広場」や芝生が植えられた広場エリア・レストランなど1年を通して楽しめるスペースになります。スタジアムのスタンドは高い所は7階建てとなり、マツダスタジアムと同じ様に周回できるコンコースが整備されます。観客席は約3万席で国際試合の開催が可能になります。総事業費は271億円で2024年開場予定です。

饒津交差点渋滞解消要望

▼牛田から広島駅方面へ車で抜けるには饒津(にぎつ)交差点を通りますが、慢性的な交通渋滞で以前から改善が求められていました。解決策として広島駅新幹線口方面へ左折車線の2車線化や饒津ガード下から牛田方面の2車線化の検討を広島市に要望しています。渋滞の抜け道で牛田東3丁目の住宅地を抜け山根町へ向かう多くの車が見受けられ、生活道路が危険になっています。一刻も早い対応を期待しています。

東区牛田南の空き家解体へ

▼昨年4月に牛田南二丁目の住民から空き家の外壁の一部がはがれ、前面里道に落下し、通行人への危険が生じているので対応してもらいたいと連絡がありました。東区役所に落下した外壁の撤去と空き家の除却を要望しました。広島市は空き家法に基づく除却勧告、除却命令を行いましたが、空き家所有者は除却を行わないため、危険な空き家を行政代執行により除却することになりました、空き家法に基づく行政代執行による空き家の除却は、広島市では初めてです。今年の1月17日から3月中旬の見込みで除却されます。近隣住民の安心安全が図られることになりました。

問われる買収された議員の責任

▼おと年の参議院選挙で河井案里・克行被告は、大型買収事件の罪で実刑判決が確定し議員辞職しました。現在注目されているのは市民団体の申し立てによる広島県議会・広島市議会など40人の買収された議員の責任です。今年7月には参議院選挙(124人改選)が行われます。政治不信の回復のためにも厳正な対応が臨まれます。今年が希望に満ちた輝かしい1年になることを心からお祈り申し上げます。